13話目 ページ15
「んー。空いてる曜日、下野さんと合わせてから潤さんに返信しよう」
スマホを一度閉じ、辺りをキョロキョロとした
「立川さん、タブレット貸して〜」
立「(察し)はい」
「ん。レコまで時間あるよね?」
立「そうね。30分程かしら」
タブレットに表示されている黒と白を基調としたアプリ。それを開けば黄色い画面
映し出されたのは、皆もよく知る癒しの水曜二人組
紘『さぁ、今週も始まりましたっ。声優と夜あそび』
真『はぁーい。あっ!そういえば〜〜』
「(見た感じそんなに重大なことはやらなそう…)」
真『何からいきます?』
紘『そーだなぁ。』
「(それよりもコメント欄…)」
《那月ちゃんの事聞きたいな》
《森崎さんゲストでまた呼んで欲しい!》
《え、なんでここで那月さん?》
《なんかあったの?》
「ラジオ聞いてない方もいるし…そうなるよね
(ネットで出回ってはいるけど、きちんと出さないと)」
「森崎さんー、始めますよー」
「あ、はーい!」
画面を開いたままテーブルに置き、防音室に入っていく。ヘッドホンをつければ、自身のBirthday LIVEで披露する新曲 『scenery』が流れ出す
たくさんの思いを込めたこの1曲
応援してくれる人たちに伝えたい
(scenery=繋ぐ)
「オッケーです!一旦休憩入れましょう」
タブレットを置いてから40〜50分は経っただろう
時計は23時を過ぎていた
画面の中はだいぶ進み、人気コーナーの癒しアンサーが終わる頃。
明日ゆっくり見よう。とアプリを閉じようとした時だった
真『ここで、皆様に下野さんから重大なお知らせがあります』
真礼のそんな声が聞こえ、急いで画面を戻した
紘『えー、某ラジオを聞いていた方はご存知かと思われますが、私の方からも皆様にお伝えしようかと思います』
「…んっ!?」
立「え、どした!?」
紘『私、下野紘は同じ事務所の、森崎那月さんと半年ほど前からお付き合いさせて頂いております。報告が遅くなり、申し訳ありません』
「な、絶対見ろって…これ…?」
紘『えぇー、ですので僕たち二人を、今後とも応援してくださると有難いです。
こんな形での発表となってしまいましたが、事務所を通し改めてしっかりとご報告させて頂きます』
真『おめでとうございますー!
那月!今度二人だけでご飯いこうねっ!!』
紘『は!?だめですぅ!俺が行くんですぅ!』
静まり返った空気が一気に和やかになり、さすがは水曜だと思った。
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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜!もう天国、、!ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです!(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、!大好きな声優さんと関わってるなんて、、、! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白華 | 作成日時:2020年1月30日 19時