第二十一話 ページ33
緑谷side
USJ襲撃事件の後、雄英は一日休みだった。
で、来た訳だが……
「出久！生きてたか！？」
「緑谷くん！大丈夫だった！？」
「緑谷くん、体の調子は……！？」
「いやお前ら朝から騒がしいわ。
後で勝己殴る」
「なんで！？」
なんでもクソもねーよ、とだけ返して席につく。
朝から疲れた。マジで。
しばらくすると、相澤先生が入ってきた。
包帯ぐるぐる巻きで。
「「「相澤先生復活早ええ！！」」」
それは俺も思った。
「相澤先生！無事だったのですね！」
「無事って言うんかなアレ……」
全然無事じゃねーよ後遺症残ってるからな。
｢何よりまだ戦いは終わってねぇ」
まさか……
「まだ敵が……！？」
後ろの峰田がgkbrしている。
「雄英体育祭が迫ってる！」
「「「クソ学校っぽいの来たああ！」」」
体育祭……
前の席で勝己が呟いた。
「待って待って！敵に侵入されたばっかなのに大丈夫なんですか！？」
「逆に開催することで雄英の危機管理体制が磐石だと示す…、って考えらしい。警備は例年の五倍に強化するそうだ。
何より雄英ウチの体育祭は………最大のチャンス。敵ごときで中止していい催しじゃねえ」
そんな会話が聞こえるが、勝己の様子が気になってしょうがない。
「当然名のあるヒーロー事務所に入った方が経験値も話題性も高くなる。時間は有限。
プロに見込まれればその場で将来が拓けるわけだ。年に一回…計三回だけのチャンス、ヒーロー志すなら絶対に外せないイベントだ！」
そうだけど。
勝己がおかしいだろ。
なんかいつもより真剣なオーラ出してんだけど。
勝己ってそんな真面目な奴だったか？
……まあいいか。
そんな感じで俺たちは体育祭までの二週間程を過ごす事になった。
_______________
「なーおいどうしたんだよ勝己」
「…………」
いつもの四人で昼食を食べている……が、勝己が妙に静かだ。
飯田と麗日も訝しげに勝己を見ている。
「おい」
「……ごちそうさま。悪い、先に行く」
「マジかよ」
さっさと立ち上がってしまった勝己。
「……爆豪くん、めちゃくちゃ本気じゃない？」
「体育祭に向けて意気込んでいるんだろうが……妙に静かだったな」
「俺もそう思う。あそこまで静かな勝己は見た事ねえんだが……」
まあ、皆そんな感じ……なのか？
とりあえず勝己は体育祭に向けて訓練をするようになった。
俺も何かするかなー。
.
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とりにく(プロフ) - くろさん» うおわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！……すみません。ありがとうございます！！今後も更新頑張ります！！！ (2018年9月21日 19時) (
レス) id: c0d4e6ad5a (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - 控えめに言って大好きです…← (2018年9月21日 19時) (レス) id: 7a40cd812c (このIDを非表示/違反報告)
とりにく(プロフ) - 、さん» うわああまたやってしまったすみませんんんんん…今後気をつけます… (2018年8月22日 11時) (レス) id: bf18baccfa (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です。ルールをちゃんと守りましょう (2018年8月21日 15時) (レス) id: 899b0bd042 (このIDを非表示/違反報告)
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