柱たちに愛されすぎてもうワケワカメ【鬼滅の刃】

参 ページ4

水瀬「す、すみません…ありがとうございます」



…あ…そっか…2日間も親が帰ってきてないから不安で仕方なかったのかも…



私は涼一くんをぎゅっと抱きしめた



水瀬「え、ちょっ…」



『辛かったね…大丈夫だよ…もう少しで夜になるから、外に出ないようにね』



私は涼一くんのお家を出た…が、その瞬間鬼の気配を感じた



あそこの建物からだ…



ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ



『っ！！！』



ドアを開けると女性の死体の山だった



男性は…見当たらない



酷い…許せない…



奥から鬼の気配を感じる。絶対斬る



ｶﾞﾗｯ!!



『私は鬼殺隊 菫柱！あなたの頸を斬る！』



「…面倒なのが増えた。今食事中だ。邪魔するな」



『嫌よ！！この死体の山は何？男性は？』



「あ？捨てたよ。男の肉は俺の口に合わねぇ」



ﾌﾟﾂﾝｯ



その時、私の中で何かが切れた



『…菫の呼吸 参ノ型 菫の斬消』



「ちょっ…急に来ないでよ。ほんっとめんどくさいよね鬼殺隊って…」



避けられた…！



「俺、血鬼術が使えないから、人喰ってんの。女の方が栄養価が高くて強くなりやすい。男は口封じのため殺ったまでだ」



…最低…私こういうやつ嫌い…



「…これ以上食事の邪魔するな…」ｼｭｯ



速い…！！



『壱ノ型 菫風！！』



鬼の腕を切り落とした



「回転技か…ちっ…面倒な技だな」



『もう…これ以上人を…罪のない人を襲わないで！！もう…やめてよ…』



もう嫌だ…罪のない人達が食べられるてしまうのは



「っ…奈結佳(なゆか)…」



え…？奈結佳…？？



恋人なのか兄妹なのか…分からないが、きっと大切な人なのだろう…



鬼は涙を流しながら「守ってあげられなくてごめん」と謝っていた



さっきまでの怒りが嘘のように消えた



『…菫の呼吸 伍ノ型 菫涙花』



…苦痛を与えないで頸を斬ってあげよう…



ｻﾞｼｭｯ



『…次に生まれ変わったら…奈結佳さんと幸せになってね』



「…すまない…ありがとう…」



鬼は灰になって、崩れていった

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