40.降谷side ページ41
『すんごい怪我だね…。』
「……爆発に巻き込まれたからな。」
『…無事でいてね。日本助ける前に自分を大切にして。』
言葉を続けようとしたAの目に涙が溜まる。
『…零くんが……っ…いなくなったら…どうすればいいの』
そういうAを突如、抱きつきたくなった。
「…不安にさせてごめん。けど、もうすぐ終わる。だからそれまで我慢してくれないか……?」
そういうと、Aは頷いた
『……わかった。こっちこそごめんね』
「……風見が、Aに殴られたと言っていたぞ。」
『……え、だって……あ!!そういえば毛利さんはどうなるの…?
刑罰食らっちゃうの?』
そう聞くと、零くんは顔を横に振った
『…よかった、何が目的かはわからないけど言わないでおいた方がいいかな。』
「…あぁ。任せた。」
タイミングよく電話が鳴った。
、
、
Aside
あの和やかな零くんが一瞬にして変わった。
「ああ。わかった
____それじゃあ、行ってくる」
『うんっ』
玄関に来ると、零くんがじーーっと私の顔を見た。
そこで、いいことを思いついたのだった。
「じゃあ、行ってくる。」
と、ドアを開けて外に出ようとした零くんの腕を掴んだ。
『零、頑張って。愛してる』
ちゅうっと、キスをすると零くんが顔を赤くした。
「俺も愛してる
……帰ったら覚えとけよ。」
と耳元で低い声で囁かれた。
ーーーーーーーーーーー
今日の更新はこれで終わりです…!
今、旅行に来ているので更新ができません。
明日の夜、明後日に沢山更新します。
1093人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぱるる(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。なお、完結した作品は編集しないのでそのままでいきたいと思います。頭の中で変換していただければ幸いです。 (2019年6月14日 23時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 16話にも間違いがありました。「バンダナ」ではなく、「スカーフ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 14話に誤字がありました。「考案を辞めて」ではなく、「公安を辞めて」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 10話に間違いがありました。「ビリヤード」ではなく、「ダーツ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 設定に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱるる | 作成日時:2019年4月22日 10時