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「さ、話は終わりだ。さっさと出るぞ。」
『うんっ』
零くんの後について行き、タオルで体をふいた。
『あ、ご飯の前に手当しないとね』
「そうだな」
2人とも傷だらけで。
けど、腕の傷は子供たちを守ってつけてしまったもの。
零くんもコナンくんや秀一、風見さんを助けようとしてつけてしまったもの。
だから、お互いに怒らない。
お風呂から上がってドライヤーをかけあった。
サラサラヘアは、昔から変わらないようだった。
ソファに座ると、ハロも近くに来る。
「あ、ハロは消毒の匂いが嫌いなんだ」
『…そっか、じゃあハロ少しだけ遠くに行って??』
そういうと、クゥーン、と言いながら遠くへ行った。
偉すぎる。
救急箱を持って、零くんの手当てをし始めた。
「……怒らないのか?」
『怒らないよ。だってこの傷は誰かを助けるためにつけた傷でしょ?』
「ああ。……そういうところ変わらないな…。
Aもそうだな。腕の傷はあの子供たちを抱っこしてる時についた傷だろ?」
『うん』
「だから、俺も怒らない。」
『うん
……はいっ、出来た!!』
「じゃあ、次Aだな」
零くんは慣れた手つきで包帯を巻いていく。
よく怪我をするんだろうな。
私は、大怪我をして帰ってきた零くんを笑顔で迎い入れることができるだろうか。
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ぱるる(プロフ) - 明里香さん» ご指摘ありがとうございます。なお、完結した作品は編集しないのでそのままでいきたいと思います。頭の中で変換していただければ幸いです。 (2019年6月14日 23時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 16話にも間違いがありました。「バンダナ」ではなく、「スカーフ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 14話に誤字がありました。「考案を辞めて」ではなく、「公安を辞めて」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 10話に間違いがありました。「ビリヤード」ではなく、「ダーツ」です。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 設定に名前変換出来ていない箇所がありました。 (2019年6月14日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱるる | 作成日時:2019年4月22日 10時