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8.降谷side ページ9

スーパーに着いた。

普段は、一人で来ているのか

それとも…。




それも確認したくて、Aともう少しいたいというのもあって、困らせるようなことを言ってしまった。





「…家に、上がってもいいか?」




そう聞くと、Aは笑った






『うん、いいよ。じゃあ肉じゃが作ろうかな。』








「ははは、久しぶりだな」





女性の目線とともに、男性の目線も受けていた。





…A綺麗だしな、






肉じゃがの材料と1週間分のご飯を買って車に詰めた。



家に帰ると、広い玄関。





『零くんそこの車椅子出してくれない?』






「…ん?あ、あぁ」


広いな…。




それに、


「…ほとんど、前の家と変わらないな。」








『わがままいって、そうしてもらったの。
まぁ、マンションだから手すりとかつけるくらいはやってもらったけど』







「…そうなのか、」







『うん、ささ、お風呂入ってきちゃって』







「あ、あぁ。」



戸惑いながらもお風呂に入った。


…あれ?着替えは??






『零くん、ここに着替えおいとくね。』







「えっ!?あ、あぁ』




…着替えあるのか、

ってことは…男でもいるのか?



『ふふふっ、』



と、笑ってAは出ていったが生憎俺は笑える状況にいない。



…ずっと…探していたのに。

まだ好きなのに。




「…結構、広いんだな。」







『うん、どうだった?湯加減』







「いいよ。俺の好みになってる」


深さ的にAはお風呂掃除ができないはず。


…誰だ、男か。男だろう。

そしたらなぜ…俺を家に招き入れたのだろうか。


『そっか、そこに座ってて』









「あぁ、わるい。」




Aは、箸とコップとお茶を持ってきた。








『…零くんは、ご飯食べる時はいつもお茶だもんね。』








「そうだ。」


5年経ったのに忘れてないんだな。

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ぱるる(プロフ) - ののいろ系女子さん» 読んでいただきありがとうございます。 (2019年4月21日 13時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - ヤバイもうこの時点で泣いた (2019年4月21日 7時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - 美香さん» はじめましてです!読んでいただきありがとうございます。そのお話も本作で出す予定ですのでお読みください! (2019年4月20日 23時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)
美香 - 初めまして!続き頑張って下さい!夢主ちゃん、秀と仲いいんだ、アメリカに出会っているからかな? (2019年4月20日 23時) (レス) id: eb4cd069f4 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるる(プロフ) - あいりさん» 初コメありがとうございます。こちらこそ、読んでいただき光栄です。土日しか更新できなく、とても話の展開は遅いですが、ご了承ください。ありがとうございます。 (2019年4月20日 19時) (レス) id: 5de34ee8c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱるる | 作成日時:2019年4月19日 22時

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