【妖怪ウォッチ】元祖本家の反応集

嫉妬バラメーターやってみた大ガマ編 ページ29

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〇まだ大丈夫

「お、野良猫かぁ...こんな所に珍しいな。」

にゃあにゃあ鳴く猫を撫でていると、横から大ガマがそう言った。次第に猫は甘えるように膝にすりすり頭をぐりぐり押し付ける。可愛いなぁなんて呟きながら撫でてやると、嬉しそうに鳴いた。

「ははっ、甘えん坊な猫さんなこった。」

言葉だけなら平和だが、目は細めていてじとっとした様な視線を猫に送る甘えん坊さんに、思わずクスリと笑ってしまった。



〇ちょっとやだ

ゲコゲコ、雨の日にたまたま見かけて可愛いって呟くと...ふーん、と不機嫌な声が聞こえた

「俺はお前のこと愛してるのになぁ〜〜？そうやって誰にでも言うんだぁ、へぇ〜...。」

猫はいいのに蛙はダメなのかぁ、と納得はいかないが、私も愛してるよと言うと

「ばっっっ...あーもう、降参。いきなりはズルいだろ...。」

さっきまでの勢いはどこへやら、へなへなと座り込んで、心做しか耳が赤く見えた。



〇流石にダメ

好みの妖怪がいて、ついジーッと見入っていると突然大ガマの顔で視界が埋まった。

「何を見ていたんだ？俺のことだけ見とけよ、寂しいだろ。」

私の垂れた髪をかきあげて、底の見えない黒い目でこちらを見つめる。何を考えているのかわからない瞳にゾッとしてしまった。







(私は貴方をずっと見てるのに、なんての良いですよね。)

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