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かわいい42 ページ42

善逸「嫌だよぉ……Aちゃぁん……」




A「私も後から行くよー」





泣きべそをかきながら、

善逸君は炭治郎の裾をつかみながら訓練へ行った。




私は部屋の窓から外に出た。


そこには、育てている植木鉢が並んでいる。

勿論、オバサンからは許可をとっているよ。



植物を育てることは自然乃家の宿命だ。


まだ花は咲いていないが、

どんなこができるのか楽しみだ。





A「きれいでかわいいこになるんだよー」





私はそういいながら、水を注ぐ。


実を言うと、この種は店主に色目を使って貰ったものだ。





A『あの……花の種が欲しいんですけどぉ』




店主『こ、これなんてどうです!?一つ一分でお安いよ!』




A『それを三つ欲しいんですけど……お金が……』




店主『三つで一分!どうですか!?』




A『買いますぅぅぅぅっ!!!』





って感じだったかな。

ちなみに、角があるから手拭いで隠して行ったよ。


上目遣いで勝利した。




小指の爪ほどの大きさの太陽を出して、

それを草花の上でくるくる回らせる。



これで普通よりも成長の早さがあがるはずだ。





A「よし、善逸君たちのところへ行こう」





どんな訓練をしているのか楽しみだ。



それに、私は炭治郎君たちが寝る部屋以外の場所を行ったことが無い。

久々のお出かけに気分が高揚する。



可愛い子いるかなー。




そんなことを思いながら、

炭治郎君たちの匂いを辿って訓練場についた。



さあ、何をしてるのかなー。





A「お邪魔しまーす」





私はそう言って、襖をあけた。


私はぐるりと周りを見渡す。

おお、中々広いところだな。



そんなことを思っていると、

ふと炭治郎君たちがいないことに気がついた。



あれ、先に行ってるはずなんだけど……。



そこにいたのは、五人の女の子だけだった。




不思議に思い、女の子に声をかけようとした時……。





少女「…………お、………………っ」




A「っ」





女の子達は、怯えた顔をしていた。




その時、私は理解した。



『お』の次に発せられるはずだった言葉が、

『に』だということに。

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百鬼 - 京子ちゃんが付いていくかと思ったぁァアアア!!更新頑張ってください (2023年1月18日 15時) (レス) @page42 id: d82d2213ef (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - とても面白かったです!更新楽しみに待ってます!更新お願いします!!! (2020年4月23日 16時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 面白いです!これからも頑張ってくださいね! (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
名無し - なんと…なんと…。 からの ドブみたいな臭いだ。は草 (2020年4月6日 18時) (レス) id: e0a13cc95c (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 面白いです。この続き気になります (2019年11月20日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:渡邉 なちゅ。 | 作成日時:2019年8月21日 22時

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