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その日の夜、信ちゃんからラインがきた。
"チィとは仲良うできそうか？なんや喋ってたみたいやけど"
信ちゃん、、申し訳ないけどチィちゃんと仲良うするの、無理やわ。
でもそんなん言ったら嫌な女だって思われちゃうから、、
"チィちゃんお姉さんって感じ^ ^"
当たり障りないことを返しておいた。
"明日は部活オフやから一緒に帰ろか"
、、、信ちゃんわたしのことお荷物やのになんでそんなこと言うん？
それにチィちゃんやっておるやんか。
"ごめん、明日ノンちゃんとパンケーキやねん"
"そうか。楽しんどいで。帰り気ぃつけや"
ありもしない予定を信ちゃんに告げた。
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「A、今日どうすんの？サッカー部休みやろ」
「ん、信ちゃんとは帰らへん」
「あたし今日委員会やねんけど、、」
「ひとりで帰れるよ(笑)」
最後の授業も終わって、ノンちゃんも委員会に行ってしまった。
することないし、帰ろ。
信ちゃん、チィちゃんと帰ったかな。
なんとなく、まっすぐ帰る気分じゃなかったからアクセサリーなどを置いてる雑貨屋さんをフラフラと覗いて帰った。
晩ご飯を食べてベッドでゴロゴロしてたらラインの通知音。
"パンケーキうまかった？"
信ちゃん、、いつもそんなん聞いてこないくせに。
"うまかったあ"
"今度一緒に行こか"
「、、、信ちゃんのアホ」
彼女がいる人はそういうことしたらあかんのに。
いつもなら嬉しいはずのお誘いも今はあんまり嬉しくない。
おやすみって交わす前にラインも既読スルーしちゃった。
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作者名：オト | 作成日時：2018年6月23日 10時
