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「それじゃ、良い機会だしゆっくり休むんだぞトシ。お前が居ない間のことは俺らに任せておけ」
「このままおっ死んでくれりゃァ嬉しいんですけどねィ」
「誰が死ぬか!!…近藤さん、見舞いなら次は総悟連れて来ねーでくれ。いつ寝首掻かれるかわかったモンじゃねェ」
「お望みとあらばいつでも殺ってやりまさァ」
「本気でやめろ、ここ病院だぞ」
大江戸病院。
江戸で最もでけェこの病院に、俺と近藤さんは土方のヤローの見舞いで来ていた。
何で土方が入院なんざしてるかっつーと、過労でぶっ倒れたから。
俺が同行してんのは、近藤さんがどうしてもって聞かなかったから。
そうじゃなかったら、俺がわざわざあんなクソヤローのために
俺は此処が嫌いだ。
大好きだった姉上と死に別れた、この場所が。
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2017年12月4日 22時