【銀魂】新居、ぶっ壊されました。【沖田総悟】

爆音6発 ページ6

それからだいたい1時間後、点滴を取り換えに来た看護師さんに気付いてもらえてやっと状況を把握することができた。


私は現在全治3ヶ月の重傷。
打撲に裂傷、骨折、軽度だけど内臓損傷まで。


よく生きてるなと他人事のように思った。
そしてその原因だが…。


「武装警察真選組局長、近藤勲です。後ろの２人は副長の土方十四郎と一番隊隊長の沖田総悟です。羽黒さん、この度は私の部下の過失で大怪我を負わせてしまい大変申し訳ない!!」

「土方だ。今回の件は全て真選組に責任がある。治療費や生活再建にかかる必要は全て此方で負担するからその辺は心配せず、まずは治療に専念してくれ」

「は、はぁ…」


何でも真選組の沖田さんという人が攘夷浪士を追いかけている最中に撃ったバズーカ砲が私の家に被弾。
そのまま倒壊した為中に居た私が巻き込まれてこの有り様、ということらしい。


謝罪に来たという近藤さんろ土方さんが詳しく教えてくれた。
怪我をしたことは別にいい、仕事柄よくあることだし。だけど…


「家、壊れちゃったんだ…」

「羽黒さん…」


折角、私だけの居場所ができたと思ったのに。
生まれて初めてできた、私だけの…。


「いやー、まさかあんなボロ家に人が住んでるたァ思いもしなかったモンで。怪我させちまってすいやせんでした」

「……はァ?」

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