殲滅戦 ページ18
「A、遠慮は要らねェ。殲滅戦だ、全員殺る気でぶっ放せ!」
「承知しました。これより敵勢力を殲滅します」
Aの両手から生えたのはガトリング砲。
今日みてーな大人数相手の粛清用にと複製させといたが、実戦投入はこれが初めてだ。
二つの砲身から放たれる無数の弾丸は、次々と
装填されてた
流石の殲滅力だ。
「行くぞてめーら!Aに後れを取んじゃねェ!!」
「「「うぉおおおおおおおッ!!」」」
Aの活躍で3倍以上もあった戦力差は一気に2倍以下まで縮められた。
初っ端でこんなことされちゃ敵の戦意も大きく削がれたんだろう。
動きが悪くなった奴を斬ったことで、
滑り出しは十分過ぎるくれェ好調だ。
とはいえ敵は腐っても過激派攘夷集団。
当然こんな呆気なく終わるわけもなく。
「幕府の犬が、舐めんじゃねェエエエ!!!」
敵も飛び道具を出してきたことで
ライフルに散弾銃、小型爆弾。
どっからこんなの輸入して来やがったんだって言いたくなるよーな代物が次々出てきやがる。
ガチでヤバそうな攻撃からはAが護ってくれるし、その手の危険物は率先してぶち壊してくれるおかげで死人こそ出てねーが…。
「そう簡単に取らせちゃくれねーか」
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2019年12月2日 12時