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大捕り物 ページ17

「良いかてめーら。一瞬たりとも気ィ抜くんじゃねーぞ。僅かでも気ィ抜いたらその時点で死ぬと思え」


土方がいつも以上の凶悪ヅラしながら隊士達に忠告を投げかける。
今日は久しぶりの大捕り物だ。


闇商人からとんでもねー量の武器を密輸入して暴れ回ってる過激派攘夷集団。
監察方が命がけで本拠地を探し当て、どうにか今日の粛清に漕ぎ付けた。


場所は今は使われてねー倉庫街の一角。
敵の数は100人を優に超えるらしい。


対して真選組(こっち)の戦力は30人と1/3以下だ。
まぁAが居る以上、この差は然程問題じゃねーが。


「総悟、A」

「へィ」

「何でしょうか、土方様」

「先陣はいつも通りてめーらに任せる。…死ぬんじゃねーぞ」


土方が俺だけでなくA…俺の所有物(ペット)にも命令してきたことに少しばかりイラついたが、奴が妙に辛気臭ェ顔してた所為でそれを言い出すのは何となく憚られた。


「なーに言ってんですかィ。俺ァまだしも、Aは戦闘用のからくりですぜ?からくりが死ぬわきゃねーでしょう」

「総悟様は私がお護りします。そのお命、容易く取らせは致しません」


俺の所有物(ペット)は平然と女らしからぬイケメンな台詞を吐きやがる。
これじゃどっちが男かわかりゃしねーや。


「…なら良い。行くぞ」


さァて、開戦だ。
景気付けにいつもの台詞で幕を開けようじゃねーか。
倉庫の扉を蹴り開けて叫ぶ。


「御用改めである!!真選組だ、神妙にお縄に付きやがれィ!!」

殲滅戦→←幻想的な姿



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設定タグ:銀魂 , 沖田総悟   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2019年12月2日 12時

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