【銀魂】羽付き彼女【沖田総悟】

好物を目の前にすると誰しも子供に戻る ページ30

翌朝、俺らは早速ヨーグルト展の会場へと足を運んだ。
ちなみにチケット代は1人1500円。
わざわざ高ェ金払ってまで来てェようなモンじゃねーんだろう、思った以上に来場者数は少ねェ。


だがAにとってはそれは好都合。
まばらに居る人の間を、Aは嬉々としながら進んで行った。


「そーちゃん、すっごいよ!どの店もヨーグルトばっか!どれもめっちゃ美味しそう!!」

「わかったからちったァ落ち着きやがれ。ガキか」

「今だけはガキでも良い」

「いいのかよ…どんだけ好きなんでィヨーグルト」


まぁでも、喜んでもらえて良かったと思う。
少ねェとはいえ嫌いな人間が集まる場所に来るんだ、例え大好物が絡んだとしても来たがらねーだろうと半ば諦めてたし。


だが結果は大好評。
思ってた以上に人が少なかったことも幸いして、Aのテンションはうなぎ登りだ。


「そーちゃんそーちゃん!あれ行こう、食べ放題コーナー!チケット代に参加費込みらしいから食べなきゃ損だよ!!」

「わかったからんなにはしゃぐな、周りから変な目で見られんぞ」


一目散に食べ放題コーナーに駆けてくA。
確実に入店拒否されるレベルで食うなこりゃ。

そんなことを考えながら、嬉々としてヨーグルトを選ぶAを眺めてた。

期間限定イベントって料金高いよな→←嫌がる奴は物で釣れ

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