【銀魂】羽付き彼女【沖田総悟】

コネで昇進できるのはほんの一握り ページ27

「…正直舐めてました。真選組に入ってからの十日間、一度だって鍛錬しているのを見てなかったし…沖田隊長の彼女だから、贔屓目に見られて副隊長なんて座に居るんだって。実力なんてすぐに超えられるモンだって。でも違うんスね。こんなの、俺絶対真似できません。思い上がりも良いとこでした。俺にA副隊長は超えられまねーッス」


あーあ、新人隊士に此処まで言わせちまうたァ…うちのじゃじゃ馬姫さんにも困ったモンだ。
隊士の意欲削いでどうすんだか、ったく。


「…ま、俺もあいつ以外の奴を副隊長に据える気はねーが…てめェがあいつの真似する必要はねーよ。こんなド派手にやる奴ァ一人で十分でィ」

「つーか真似すんな。これ以上周りの迷惑考えず大暴れする馬鹿が増えたら困る」

「げッ…」

「新人巻き込んで何サボってやがんだ総悟」


いつから聞いてやがったのか、すっかり作業の手が止まってんのを目ざとく見つけた土方が話に割り込んで来た。
何かにつけて出てくんじゃねーよニコマヨ星人め。


「口に出てんぞ切腹させられてーかク総悟」

「一々切腹持ち出さねーでくだせェよ、つーか俺ァサボってませんぜ。新人に真選組としての心構えを説いてただけでさァ」

「お前が教えられんのはサボり方だけだろーが」

仕事を円滑にこなすには自分のやり方を見つけんのが一番だ→←女は甘く見てると滅茶苦茶後悔する

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