青年の健全と不健全は紙一重 ページ3
ズダダダダダ、と馬鹿でけェ足音を響かせながら怒鳴り込んできやがったのは言わずもがな。
いつか俺に副長の座を譲り渡すことになるだろうクソマヨニコ中男、土方コノヤローだ。
「いや渡さねーよ?この先もずっと俺が副長のままだからな?」
「何でモノローグにツッコミ入れてんですかィ土方さん。超能力に目覚めでもしたとか?」
「一から十まで全部口に出てんだよてめーは。誰がクソマヨニコ中男だコラ」
俺としたことが、思ってたこと全部口から出ちまってたらしい。
いやー、失敗シッパイ。
「端っから隠す気ねーだろ。兎に角さっさと起きやがれ、てめーは今日非番じゃねーだろーが!」
「イヤだなァ土方さん、俺も今日はAと一緒に非番ですぜ?自分で組んだシフト忘れねーでくだせェよ、歳ですかィ?」
「てめーこそ勝手にシフト捏造してんじゃねェ!!間違いなくてめーは今日仕事だ!!」
「煩ッ…折角寝てんだから静かにしてよそーちゃん、トシさん…」
(主に土方が)流石に騒ぎ過ぎたのか、二度寝モードに入ってたAがムクリと体を起こした。
土方のヤロー、Aのこと起こしやがって。
あとでバズーカぶちかましてやろうと心に決め、未だに俺の部屋の入口で突っ立ってる土方の方を睨…あれ。
土方の奴、何で顔赤く…。
咄嗟にAの方を見れば、さっきまでAの体を隠してた布団がずり落ちて胸元まで下がってた。
昨日はコトを済ませた後揃って寝落ちしたから、当然布団の下は一糸纏わぬ姿。
つまり、見えちゃいけねー部分がはっきり見えちまってる状態だ。
…判決、ギルティ。
そんなわけで。
「死ね土方ァアアアア!!!」
「だわァアアアアアッ!!?」
すぐさま土方目掛けてバズーカをぶっ放し、記憶…いや寧ろ本人ごと消し炭にしてやった。
「うっわ、焦げ臭ッ!」
「いーからさっさと布団なり服なりで前隠しやがれ、俺以外に見せんじゃねェ」
「あー…そーいや服着てないの忘れてたわ」
…誰かこいつがどっかに落とした羞恥心、拾ってきちゃくれねーかな。
設定は凝り始めるとキリがない→←青年の朝はふわふわの温もりから始まる
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影咲 遥(プロフ) - うまるさん» はい、タケ〇プター!…じゃなくて。コメントありがとうございます、やっぱり多いですね羽で飛びたい人。いつか科学が進んだらそんな装置できないかなぁ…なんて密かに願っております(笑) (2019年3月25日 20時) (
レス) id: dd3bdf5d99 (このIDを非表示/違反報告)
うまる - ああぁぁぁ面白すぎるーー！そして羽で空を飛びたい！(幼い頃の夢) (2019年3月24日 22時) (レス) id: 33735b993c (このIDを非表示/違反報告)
影咲 遥(プロフ) - RURUさん» コメントありがとうございます!羽があったら、空を飛べたら、っていうのは子供なら一度は考えることですよね。ドラ〇もんの雲固めガス使ったとこにダイブしたいとか思っていた頃が懐かしい← 仕事でなかなか更新できない時もありますが、頑張りますので応援宜しくです! (2019年3月22日 13時) (レス) id: dd3bdf5d99 (このIDを非表示/違反報告)
RURU(プロフ) - この話大好きです！いつも楽しみに読ませて貰ってます！！羽があったらなーって小さい頃思っていたのでこんな小説に出会えて嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2019年3月20日 21時) (レス) id: 9ed3921c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影咲 遥 | 作成日時：2019年3月5日 13時
