番外編 妖怪学講座その3 ページ8
『はーい、今回もやってきたよ。A先生の妖怪学講座、始まり始まりー』
沖「わー」
『だんだん棒読みが酷くなっていくよ総くん。まぁそれは良いとして、先日この"大江戸妖怪戦記"をお気に入り登録してくれた方が居てねぇ…作者のテンションが滅茶苦茶に上がっちゃって大変だったよ』
沖「俺がぶん殴って黙らせときやした。喧しい作者に変わって礼を言っときまさァ、ありがとうございやす」
『これからも頑張って更新するそうだから、見守ってくれると嬉しいよ』
『それじゃ、今日は第4怪に登場した"七人同行"について説明していくよ』
沖「見た目は笠被った坊さんたちの集まりって感じでしたねィ…名前の通り7人居やした」
『妖怪ではあるけど、人間とそう変わらない姿をしているのが特徴だね。元は非業の死を遂げた人間達の霊が纏まって1つの妖怪になったものなんだ』
沖「元が人間なら、見た目が人間と変わらねェのも頷けますねィ」
『七人同行は普通なら姿が見えないんだけど、何故か牛の股間から覗くと見えるって言われているよ。なかなかそういうことする人って居ないと思うけどねぇ?』
沖「それやった人はどうしてそういう発想に至ったのか気になりまさァ」
『ちなみに七人同行と似たような妖怪で、"七人ミサキ"なんてのも居るんだ。これも同じく人間の見た目で、7人組の妖怪だよ。讃岐(今の香川県)に伝わるのが七人同行、土佐(今の高知県)辺りを中心に伝わっているのが七人ミサキだから、地域による呼び名の違いなのかもしれないねぇ』
沖「そーいやAさん、本編の台詞で1つ気になるのがあったんですけど…」
『ん、どれかな?』
沖「『残るは2人、私を取り込んだところでもう"足りない"だろう?』ってやつでさァ。"足りない"ってのはどういう意味で?」
『あぁ、それね。七人同行が人を襲うのは、殺された人が七人同行に加わる代わりに余った七人同行が成仏できるからなんだよ。だから七人同行は常に7人で、増減することはない。でもあの時私が5人倒しちゃってたから、例え私と総くんを取り込んだとしても4人にしかならないし、七人同行は成り立たなくなるわけだ。そういう意味での、あの台詞だよ』
沖「あー、成る程…」
『文字数の関係もあるし、今回はこの辺でおしまいかな。読んでくれてありがとう、また会える時を楽しみにしているよ』
沖「これからも応援宜しくお願いしやーす」
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影咲 遥(プロフ) - 腐葉土さん» 初めまして、作者の影咲と申します。お気に入り登録をして頂きありがとうございます!こうして感想を頂けるのも初めてでして、大変嬉しく思っています。これからも頑張って更新していきますので、応援して頂ければ幸いです。コメントを頂き、本当にありがとうございます! (2017年9月19日 1時) (
レス) id: 6088c20e27 (このIDを非表示/違反報告)
腐葉土(プロフ) - 失礼します。お気に入り登録させて頂きました。文が上手で、見てて楽しいです！作者様のペースで構いませんので、更新頑張って下さい。 (2017年9月18日 22時) (レス) id: a61a5945a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：影咲 遥 | 作成日時：2017年9月14日 13時
