【銀魂】ドSなあいつは好敵手【沖田総悟】

わらび餅4皿目 ページ7

「ちょっと銀さん!!アンタの所為で初めてのお客にまで余計なこと知られちゃったじゃん!!どうしてくれんの折角の顧客ゲットのチャンスを!!」

「ぐえッ!?てめーが俺に激辛団子なんざ食わせなきゃんなとこ見られることも無かっただろーが!!人の所為にすんな人の所為に!!つーか常連客ならてめーのSっ気は誰でも知ってるっつーの!!」

「甘味食べた後なら味で落とすから問題ないの!けど食べる前の客にそんなん見せたら食べてもらって落とすどころか食べる前に帰っちゃうでしょ普通!!この人がたまたま心広かったから良いものを、タダ飯食らいのくせに余計なことすんなクズニート!!」


心が広い?
生まれてこの方んなこと言われたことねーからちょっとだけ面食らった。


こいつがSだと感じたから、上手ェこといじり倒してやろうと考えて紡いだ言葉だったわけだが…どーやら妙な方向に理解されちまったらしい。
案の定旦那も一瞬面食らった様子だったが、もう表情崩れてにやけ始めてる。


「ブフッ!そ、総一郎くんが心広い!?ブハハハハ!!笑わせんなってAちゃんよォ!こいつァ根っからのドSだぜ?今のだってAちゃんのことからかう為に言ったに決まってん…おぅふ!?」


大爆笑しながら俺の企みを見抜いて暴露した旦那を横から蹴っ飛ばしてやれば、見事に擦っ転がって壁に激突。
俺の接近に気付いた女はサッと旦那から手ェ離して安全圏に避難してた。
なかなかやんじゃねーかこの女。

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