46章 ページ49
「A…?何、で…んな恰好……」
「詳しい事情は後だ!…こいつ天人だろ、普通の病院連れてって良いモンなのか?出血が酷ェから早く処置しねーと…」
「…あれ、屯所戻ってきてる…?」
「は……?」
「へ…?A、お前…!」
俺が呆然としてたら、唐突にAが目ェ覚ましてムクリと顔を上げた。
俺だけでなく、土方も揃って驚きの声をあげる。
「あぁ、おはよーマスター。ったく、みんなして馬鹿みたいに飲むんだもん。おかげで徹夜で仕事する羽目になったじゃん、今日非番貰うからね?…良いですよね土方さん」
「あ、あぁ…」
血塗れのツラしながらあっけらかんと言うモンだから、土方もそれ以上は何も言えなくなっちまったらしい。
Aは土方の背中で軽く伸びをしてからピョンと飛び降りた。
調子を確認するように、屈伸したり腕を曲げ伸ばししたりと体を動かしてる。
「……ッ!A、お前そんなに体動かして大丈夫なのか?あれだけ派手に出血してたのに、んな動いたら…!」
暫く呆気に取られてた俺らだが、土方が先に我に返ってAに問うた。
だがAは何を言ってるのかわからねー、といった風に首を傾げるだけで。
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影咲 遥(プロフ) - 夜空 星月さん» 星月様、初めまして!コメントを頂きありがとうございます。多分シャボン玉よりもグダる可能性大ですが、頑張って更新していきますね!応援ありがとうございました。 (2018年1月27日 22時) (レス) id: 6088c20e27 (このIDを非表示/違反報告)
夜空 星月(プロフ) - 【シャボン玉に乗せた恋心】のときからファンです!こちらの作品も応援してます!頑張ってください!! (2018年1月27日 22時) (レス) id: 5d15086cca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:影咲 遥 | 作成日時:2018年1月27日 21時