お前みたいな…(声優小説)3 (ページ17)

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岡｢…ほんとなら、｣ページ17

先輩の受験

生徒会室にいない…
そんな日が増えて、引き継ぎ式が行われる日まできた

良平はもちろん生徒会に残る。

僕は、先輩のいたここにいたい

…だから

｢お前まじか｣

｢ん…まじ。｣

｢でも、会長たちは嬉しいんじゃないか？｣

だと、嬉しいんだけど

ほんとなら、今までの時間も過ごしてきたから
その記憶とともにっていうのが

現実だったりするのは僕以外のことで

｢…まさか、今度はのぶが会長やるなんてね

良平くんと、頑張るんだよ？｣

僕は、あなたに近づけましたか？

色々あったけど、全てにおいて

あなたが僕の中心であること

何を忘れても、全てを失っても

またあなたに会えたことが、物語ってる

今ならよりわかる、

先輩、あなたが僕の中心です。
あなたのためにして上げたいこともあるし

一緒に思い出作りをしたいとも思う

だから

僕はあなたを追いかけます、あなたのいる生活が

あたりまえになるまで。

｢受験頑張ってくださいね｣

｢うん！のぶも、ほんとにその大学にするなら

これからもよろしくね｣

頑張りますよ、あなたのために。