最強の暗殺者は飴村乱数に拾われる (ページ20)

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登校2日目ページ20

いばらside

家に帰ったら僕の髪が短くなってるもんだから幻太郎と帝統が凄く驚いてた

髪切った野郎を殺してくるわってギァギァ言ってたなぁ…

てなわけで登校2日目！

『行ってくるねー』

｢行ってらっしゃい｣

今日は幻太郎と帝統は居ない

幻太郎は自分の家

帝統は…多分パンツでゴミ捨て場の上で寝てるんじゃない？

～in学校～

急だけど今は5限目、もちろんサボりね

屋上に居るんだけど…なぜか目の前に命と二郎？がいるんだよね

｢お前…サボりか？｣

『そうだけど～？』ﾆｺ

あくまで笑顔を崩さずね

｢いい子にしてろよ｣

いい子…

命が話し始める

｢お前はいい子にしてれば…大人しくしてればいいんだよ、なんでそれが出来ないんだ？｣

｢お前がそうやって問題起こして困るのはお前の保護者だぞ？飴村乱数に迷惑かけてもいいのか？｣

｢そうだぞ、まだお前1年だろ？1年からそんなんでいいのかよ、いい子にしてろ、いい子に。｣

ママ…………いい子にしてなきゃ…ママに心配かけちゃいけない…。

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい

過去の自分を思い出す

ママがいつも言ってた

｢あんたはいい子にしてなくちゃいけないの！どうしてそれが出来ないの！？アンタが問題起こして困るのは私！！アンタが何かして白い目で見られるのも私なの！もっといい子でいてよ！｣

｢そんな簡単なことが出来ないアンタなんて産むんじゃなかった！いらない子！！！｣

忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ忘れろ

｢ようするに、問題ばっか起こしてないでまともに授業受けろよな｣

｢お前と一緒に居たことがバレて注意しなかったって怒られるのは俺たちなんだぞ？｣

｢｢俺たちを巻き込むな｣｣

｢まぁ、いばらも俺と同じ決壊品だから仕方ねぇか｣

『ﾋｭｯ……………ﾊｧ……ｱｯ…ﾊｯ……ｹﾞﾎｯ…』

息が……

｢お、おい…大丈夫か…？｣

『ｳｪ……ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……ﾋｭｯ…ﾊｧ………ごめんなさい…』

｢｢は？｣｣

ママ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい