『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花 (ページ42)

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生徒会長ページ42

いばらside

僕が起きたのは昼休みが始まる少し前

隣を見たら悠真はまだ寝ていた

起こすのも可哀想なのでそっと席をたつ

そう言えば…桃くんが生徒会室に来いって言ってたのを思い出した。

行ってみよ。

～生徒会室～

ｺﾝｺﾝ

『しつれーしまーす』

｢あぁ！！お前やっと来たのか！？｣

『きゃんきゃん煩い』

｢うにぃ～！！誰が煩いんだ！｣

｢まぁまぁ…桃李、落ち着いて？｣

｢はぁ～い。会長様♡｣

｢僕が君を呼んだのには理由があるんだ｣

｢｢いばら！？｣｣

『うぇ！？』

うぐ…なんだ…？
突然お腹に衝撃が…。

｢一体どこに行ってたんだい！？？だいぶ探したんだけど！？｣

『あれぇ？ひーくんだ』

｢まったく…こっちがどれだけ心配したと…｣

『ん～？ジュンくんも居る～』

｢えーち？どーゆーこと？｣

｢あぁ、その事で呼んだんだ。君達が学校に復帰したと言う情報を聞いてわざわざ夢ノ咲まで来たんだってさ｣

『は？』

｢君が呼んでもすぐに来ないから待たされたね！｣

｢そこでいばらちゃん率いるcroiXも活動再開しただろ？復活祭と言うことで…Eveとの共同ライブを依頼したくてね！｣

『ライブ！？』

首が取れる勢いで2人を見る

｢僕達を待たせたんだから当然の報いだね！｣

｢いいっすか？｣

ライブ…久しぶりだ！！

『やる！！』

｢ほんとかい！？君なら断ると思ったのだけれど…。｣

『だってライブだもん！！楽しみ！！』

｢他の2人に聞かなくてもいいのかい？？｣

『ふっふーん♪女王様の命令は絶対だからね！あの2人なら断らないよ～♪』

｢そうだね、それじゃぁ早速準備を始めようか！ライブの日は1週間後、出来るね？｣

『あったりまえじゃん！大成功を収めて見せるよ！』

｢croiXとの共同ライブ…楽しみだね！これが良い日和♪｣

｢楽しみにしてますよ～｣

ライブ♪ライブ♪

『わかってる！！それじゃ、また今度打ち合わせしよーね！2人に伝えなきゃ！』

そしてEveやえーちの言葉を待たずに

生徒会室を飛び出し、2段飛ばしで階段を駆け上がる

『ﾊｧ…ついた…。』

ｽﾊﾟｧﾝｯ

勢いよく2年の教室の扉を開ける