『四ツ目神×あんスタ』僕達の彼岸花 (ページ4)

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オハヨウページ4

いばらside

あれから１ヶ月ぐらい神社で過ごした
だいぶ慣れてきたし、居心地がいい

だがひとつ言いたい。
毎朝悠真が起こしに来るんだけど、起こしに来るまでは良い。だけどね。起こし方が酷い！

ｽﾊﾟｧｧﾝｯ

｢いばら！朝だぞ！起きろ！！｣

ほら来たよ。

『無理ぃ…眠い…。』

そもそもね！僕は生前から夜型なんだよ！

｢うるせぇ！さっさと起きろ！｣

ﾊﾞｯ

ほら、布団剥ぎ取ってくるんだよ…。
寒いって…。

『さ…寒ぃ…。』

｢そりゃ、冬だからな当たり前だろ！｣

｢ほら、起きろよ｣

それでも起きないと無理やり腕掴んで引きずるんだよ！酷い！

だけどね、僕にも策があるんだよ…。

ｸﾞｲｯ

｢うわぁ！？｣

ｷﾞｭｩ

『さむ…。』

｢な…。おま…離せ！｣

『寒い…悠真が布団とった…。』

そう、悠真を布団に引きずりこんでから寝ればいいんだよ。
我ながらいい考えだね

｢離れろ！｣

『むりぃ』

ｷﾞｭｩ

｢うわぁぁぁぁ！！｣

『うるさいなぁ…。』

｢離れろって！第1お前寝すぎなんだよ！｣

『悠真が僕に付けた名前通りでしょ…。』

｢…。｣

あ、なにも言えなくなってる。

『じゃぁ、おやすみぃ♪』

｢寝るなぁァ！！｣

『…zzZ』

きこえなーい、きこえなーい

｢イミゴ～！いばらちゃんまだ起きないのかい？｣

ｽｯ

｢あ…。｣

｢…。ごめんね。｣

ｽｯ

あ、出ていったんだな、きっと

｢タガタァァァァァァァ！！！｣

『う～みゅ…。悠真うるさい』

｢お前のせいだろ！？｣

『んもぅ…。しょーがないなぁ…。』

そういって僕はしぶしぶ悠真を離して布団から出る

『おんぶ…。』

｢しない｣

『おんぶ』

｢やだ｣

『じゃあ、今から寝る』

｢よし、行くぞ｣

ふっ…チョロいな

こうして僕の騒がしい朝は終わる