修理1つ目 ページ3
貴方side
ベポと一緒に次の村へ行くため森を歩いていた
「次ハドコノ村ニ行クンダ」
『特に決めてはいないが…そうだな』
そう言えば次の目的地を決めていなかった
どうしようかと考えていると
ドゴゴゴゴ…
かなり大きな地響きがした
おそらくこの近くだ
『少し…行ってみようか』
音がした方へ足を進めた
____________
NOside
一方、音の元である崖に、何人かの男が立っていた
崖の1部はえぐれている
「おっと、通告にあった人間かどうか確かめるのを忘れておった…。決定!身元不明者二名死亡、ってことでいいかの」
崖を崩した本人である男は周りの男にそう言った
「しかし!崖下にアリオー二さんが!!」
「ならば三名死亡にしておけば良い」
「な!!ツイーゴ様!それはあんまりです!!」
「ならば、七名死亡か?」
男達がそれだけはお許しを、
と言っている間に、先程崩れた崖と一緒に落ちたであろう金髪の子供と、銀髪の女、喋る豚が上がってきた
金髪の子供は先程男達に心配されていたアリオー二とやらも背負っていた
それをツイーゴが黙っているはずもなく、一通り怒鳴り散らしたあと
銀髪の女が第3王女のエリザベスだと気づいたらしい
「走れ!!」
金髪の子供、メリオダスの合図とともに森の中に走り出したエリザベス達
「私はまだ、諦める訳には行きません!」
「…決定!!事故死ぃぃぃぃ!!」
声と同時に斬撃を放ったツイーゴ
ツイーゴはエリザベスを事故死として捕らえたいようだった
ツイーゴの放った斬撃は森の木々を切り進み
エリザベスに当たる寸のところで
キイイイイン
誰かが止めた
『あーあ、折角の森の木々が…木だって生きていると言うのに…可哀想に。…これは少し調教する必要があるね。…そう思わないかい?ベポ』
「ソウダナ」
22人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:政道 | 作成日時:2018年10月20日 21時