【七つの大罪】修理屋と大罪と (ページ4)

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修理2つ目ページ4

貴方side

『何やら大きな音がしたと思えば、一国の聖騎士様が自然を壊して、さらに王女様を事故死に見せかけて殺そうだなんて…人間って言うのは腐ってていけないね』

｢Aモ、人間ダロ?｣

『いや、人間としての出来が違うのさ。私の方が何倍も価値があるだろう?』

クスクスと笑って見せると、凄く青筋を浮かべているツイーゴ…であっているのかな？

『まあ、そんなに怒るな。私達はこのあとすぐ帰るさ…、森の木々の分の仕置きはそこの金髪がしてくれるだろうしね』

ちらりと金髪の方を向くと少し睨まれる

おー、怖い怖い

『さて、ベポ。森を元に戻すんだ』

｢ワカッタ｣

ベポが地面に触れると、辺りは花が咲き、切れてしまった幹からは新しい芽が生えてくる

これがベポの魔力【生(ライフ)】

触れた物に命を授け、また、奪うことも出来る見た目には合わない美しい能力

『いつ見ても、美しいな。…では行こうか』

ベポの大きな背中に乗り、その場を去る

もちろん、ツイーゴに少しの悪戯をして

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

(『よし、次はバーニャの村に行こうか』)

(｢ワカッタ｣)

(『ふふっ、今頃ツイーゴは私の悪戯で鎧がただの紙切れになっているだろうね』)

(｢魔力、使ッタノカ?｣)

(『ああ、ほんの少しね』)