【REBORN!】雪上の蝶 Ⅱ (ページ6)

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５５話ページ6

綱吉side

ランボが戦える訳ないだろ、まだ５歳なのに…
でも、いくらリボーンに抗議しようとも軽くあしらわれるだけだった。

ツナ「って言うか…ヴァリアー、ヤバかったな」

リボ「当たり前だろ、奴らはホンモノだからな」

そんなのに勝てるわけないだろ…

先程のザンザスを思い出してゾッとした
軽く絶望どころか、お先真っ暗だ。

ツナ「無理だよ～…」

リボ「ナヨナヨしてんじゃねぇゾ」

リボーンの飛び蹴りが綺麗に顔面へと入る

リボ「てめぇが啖呵(たんか)切ったんだ
最後まで責任持ちやがれ」

ツナ「そもそもオレはマフィアになりたい訳じゃ」
リボ「まだ言ってんのか」

また蹴り飛ばされると思い、反射的に目を閉じた

.

.

が、待てどもいつもの痛みはやってこない。

ツナ「リ、リボーン…？？」

恐る恐る目を開けると、リボーンは暗闇に銃口を向けていた。

ツナ「な、何やってんだよ！」
リボ「誰だ」

いつもと違うリボーンに気圧される。

オレはだだ、口を魚のようにパクパクさせることしか出来なかった。

リボーンが見つめる先に目をこらす。

ツナ「！！」

闇に溶けるようにそこにはナニカが立っていた

白くぼんやりと光るソレ

ツナ「ひっ！……ゆ、幽霊…？？」

リボ「なわけねーだろ、よく見てみろ。
ツナ、お前はさっきソイツの仲間に会ってんだ」

何のことだよ、幽霊なんか見てねーよ！

雲に隠れていた月が顔をのぞかせる

差し込んだ光が闇を照らした。

ツナ「……？女の人？」

いや、違う。
あの黒い服…オレはさっきあの服を見た。

ツナ「ヴ…ヴ………ヴァリアー…！？？？」

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入試に高校生活最後の考査、そして合格発表が立て続けにあり忙しく投稿出来ませんでした。

全て無事に終了しましたので、これからは定期的に更新していきます。

よろしくお願いします。