猟犬 ６人目。弐

絆創膏。 ページ27

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A「��子さん！！落ち着いて下さいー！！」








��子「うわぁぁぁぁぁぁぁぁん」








条野「何があったんですか」







A「ついにギレットが壊れたんですよ！」








条野「ギレットもよく耐えましたよね」







A「私の鼓膜が限界なので外まで連れていって下さい」




条野「分かりました.....」









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A「あら皆さんお揃いで」









外へ出てみると泣いた副長、その保護者、蟻を見る猟犬最強の人、普通の人が居る。









A「おっ、立原久しぶり」




立原「ひ、久しぶりだな」







A「どうだいこの混沌(カオス)集団は。」






立原「何とも言えねェよ。副長に関しては何があった」









条野「��子さんが遂に、ジャック・ギレットに自白をさせましてね」








立原「え！あの『十七人の世界悪』の一人、元中将のジャック・ギレットを？」







��子「うぅ、彼奴だけは捥いでも千切っても折れぬ鉄人(おもちゃ)と思っておったのに.......」








��子「たった半年で壊れおった！！」






立原「...........同情します」









ギレットに........





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条野「ともかく立原君。長期マフィア潜入任務、ご苦労様でした」









条野「これで漸く『ツッコみ役』を君に押し付けられます。先ずあれを何とかしなさい」









「あれ」とは筋トレを始めた鐵腸、まだ膝をついて泣いている��子、髪を編み込みし始めるAの事である。








��子「おんぶじゃ！おんぶせよ条野！！」








A「ヘアゴム部屋に忘れた！！立原取ってくるんだ！早急に！！」









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