姿を消したアイツ ページ5
あ｢…っ｣
ピリピリと染みる痛みで目が覚めた。
見るとリヴァイさんが丁度傷薬を塗ってくれている最中だった。
リ｢痛むか？｣
あ｢…少し｣
リ｢悪い、もう少し我慢してくれ｣
そう言うとリヴァイさんは少し優しめに手当てをしてくれた。
包帯を巻き終えた後
リ｢処置はできたが、だいぶ酷い有様だ。しばらくこの本部で休め｣
あ｢いや、でもそれは迷惑な…｣
リ｢大きな怪我をした体で出歩かれるほうが迷惑だ。｣
あ｢それは…｣
そう言われてしまうと何も答えられない。
するとリヴァイさんは立ち上がる
リ｢お前、喉乾いただろ。紅茶作ってやるから待ってろ。｣
いや、察し良すぎ←
確かにここんとこ水分を取ってない。
ここは甘んじて紅茶を頂くか。
そう思ってると体が少しゾワっとした。
嫌な予感…
腕を見ると狼の毛が生えてくるのが見える。
やばい。狼だってバレたら私はきっと絶望される。
せっかく助けて貰ったのに…
そんなの嫌だ。
私は怪我の痛みを耐えつつも調査兵団本部から急いで外へ逃げた。
リヴァイside
リ｢A、できたぞ｣
そう言って自室に戻るとAの姿はなかった。
アイツ…どこ行きやがった。
あんな体じゃ危なすぎるだろ。
そう思ったが、随分遠くに行ったせいか見当たらなかった。
ふと、Aが寝ていたベッドを見ると
リ｢…毛｣
なぜ動物らしきものの毛があるんだ。
Aの服に猫の毛でも着いてたんだろうか。
俺はその程度にしか思ってなかった。
しばらくして
ハ｢リヴァイ〜｣
奴がノックもせずに入ってきやがった。
リ｢おいクソメガネ。ノックはして入れといつも言っているだろう｣
そう言って俺はクソメガネを蹴りあげる。
ハ｢い、痛い分かったからぁ｣
リ｢それより要件を早く言え｣
そう言うとハンジは思い出したかのように話し始めた。
ハ｢さっきすごく美人な子が走ってたんだよ。調査兵団で見かけない子だったからリヴァイ知ってるかな〜と思っt｣
リ｢そいつは、そいつはどこへ行った？！｣
美人な子で分かった。絶対Aだ。
ハ｢え？あの通りを真っ直ぐ走っていったけど…｣
ハンジはキョトンとしていた。
まーたまにはクソメガネも使えるじゃねぇか。
リ｢わかった｣
そう言い残して俺は少し急ぎめにAを探しに行った。
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もっぴぃ(プロフ) - ナメクジさん» ありがとうございます！！これから更新していくので是非目を通して下さると嬉しいです！！ (2020年5月24日 11時) (
レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
ナメクジ - もう、サイコーです。これからも頑張ってください。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: e495d80177 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ありがとうございます！！是非続きも見てってくださいね！！ (2020年5月21日 18時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - もっぴぃさん» とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年5月21日 16時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - れんさん» ありがとうございますうう！！お陰で続きの話も頑張って作れそうです！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっぴぃ | 作成日時：2020年5月20日 18時
