まつ毛のジンクス ページ11
リヴァイさんは歩いてる最中でも心配してくれた。
リ｢歩いてる振動で傷が痛まないか？｣
あ｢はい、全然大丈夫です｣
リヴァイさんって見かけによらずやっぱりすごく優しい方なんだな…
なんて思いながらリヴァイさんの顔をふと見上げた。
じーっと見ていたからか、リヴァイさんの目の下にまつ毛がついてるのに気づいた。
え、なんか可愛い。
リ｢なんだ、俺の顔になにかついてるのか？｣
するとリヴァイさんに気づかれてしまった。
あ｢いや、まつ毛がここに…｣
そう言って私はリヴァイさんの顔に手を近づける。
まつ毛を見つけ、指で取ろうとした時
リヴァイさんと目が合ってしまった。
リ｢…｣
あ｢…｣
ど、どうしよう…
気まづいというか緊張というかドキドキするというか…
…あ。そうだ。
あ｢リヴァイさん、私がまつ毛取り終えるまで目をつぶって願い事を考えてください｣
リ｢あ？なぜだ｣
あ｢いーからいーから。｣
私は押し付けがましく言うと、リヴァイさんは立ち止まり目を閉じてくれた。
そして私はリヴァイさんのまつ毛を取った。
いや…長っっ！！
天然まつ毛でこの長さはすごい…
リ｢おい、まだか｣
あ｢あ、ごめんなさいもういいですよ｣
そう言うとリヴァイさんは目を開けた。
リ｢これで何かあるのか？｣
無知なリヴァイさんが少しばかり可愛いと思いながら私は答えた。
あ｢抜けたまつ毛を他人に取ってもらう時、願い事を心の中で考えると叶うっていうジンクスがあるんですよ｣
リ｢ガキが喜びそうな内容だな｣
あ｢んなっ！ガキとか言っちゃってリヴァイさんお願い事したんでしょう？何お願いしたんですか？｣
そう言ってリヴァイさんを見上げる。
リヴァイさんは聞こえなかったかのように歩き始めた。
あ｢リヴァイさん絶対さっきの質問聞こえてたでしょう｣
聞くとようやく答えてくれた。
リ｢知らねぇよ。｣
あ｢絶対嘘…｣((ﾎﾞｿｯ
小さい声でも聞こえたみたい。
リ｢おい、帰ったら晩飯抜きにするぞ｣
え、ご飯食べれないの！？
それはしんどい。
あ｢いや、ごめんなさいなんでもないです。ご飯だけは…｣
私が慌てるとリヴァイさんは鼻でフッと笑った。
え、いま笑って…
リ｢冗談に決まっているだろう。もう店につく｣
見るともう店の前まで来ていた。
最初は若干気まづいと思ってたのに、時間が進むのが早いと感じた。
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もっぴぃ(プロフ) - ナメクジさん» ありがとうございます！！これから更新していくので是非目を通して下さると嬉しいです！！ (2020年5月24日 11時) (
レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
ナメクジ - もう、サイコーです。これからも頑張ってください。 (2020年5月23日 23時) (レス) id: e495d80177 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - 抹茶タピオカ2号さん» ありがとうございます！！是非続きも見てってくださいね！！ (2020年5月21日 18時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - もっぴぃさん» とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年5月21日 16時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
もっぴぃ(プロフ) - れんさん» ありがとうございますうう！！お陰で続きの話も頑張って作れそうです！！ (2020年5月20日 21時) (レス) id: bbc48ed272 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっぴぃ | 作成日時：2020年5月20日 18時
