【銀魂】七 よく考えてみれば元攘夷志士の私が真選組総長してるってヤバい

第三百二三訓【吉原編】 ページ36

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月詠「おい、起きなんし。
早くせんと本物の苦無を叩き込むぞ。」

銀時「あり、生きてる。」









月詠が銀時らに投げたものは吸盤付きの苦無だった。私も百華に入ってから何度も月詠に投げられた。ある日、いつもの吸盤のやつだと思って避けずにいたらガチもんの苦無だったことがある。痛かった。ていうかもう痛いを通り越してる。

私たちは吉原の天井にある鉄管の上を目指し、歩いていく。そこからだと安全に地上に行けるらしい。






銀時「ところであの〜、おたくどちら様？」

みずは「私よ、みずは。」

銀時「え、」

新八「え！？」

神楽「みずは姐アルか！？ごっさ美人アル！」

みずは「少し照れちゃうな。」








みんな私のことに気づいてなかったみたい。私はここにいる経緯を話した。






銀時「遊女！？くっそ〜ここに来る前にみずはの店に行っとけば良かった。」


神楽「まじキモいアル。」
新八「銀さん、見損ないました。」
みずは「子供の前で何言ってんの。」
月詠「主、苦無をどこに叩き込まれたいんじゃ？言え。」



銀時「え、」

月詠「当然じゃ、主が言わぬのならわっちが先にするぞ！」

銀時「ギャァァァァァ！！！！」









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