第九十ニ訓【夏祭り編】 ページ45
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ドオーン!!!!!
「なんだ!?向こうの広場で爆発が!!」
「テロだぁ!!攘夷派のテロだぁ!!!!」
周りの人は逃げ惑う。
が、私たちは動かない。
晋助「覚えてるか銀時?
俺が昔鬼兵隊っていう義勇軍を率いていたのよォ。
そこに三郎っていう男がいてな、剣はからっきしだったが機械にはめっぽう強い男だった。
俺は戦をしに来たんじゃねェ、親子ゲンカしに来たんだっていつも親父のことばかり話してる変なやつだったよ。
だがそんな奴も親父の元へ帰ることなく死んじまった。全く酷い話だぜ、俺らは天人から国を守ろうと必死に戦ってたのに。
肝心の幕府はさっさと天人に迎合しちまった。天人との関係を危惧してあっさり侍を切り捨てやがったんだ。
鬼兵隊も例にもれず、粛清の憂き目にあい壊滅。
河原にさらされた息子の首見て親父が何思ったは想像にかたくねーよ。」
銀時「高杉、じーさんけしかけたのはてめーか。」
高杉「けしかける?馬鹿言うな。
立派な牙が見えたもんで研いでやっただけの話よ。
わかるんだよ、俺にもあのじーさんの苦しみが。
俺の中でも未だ黒い獣がのたうち回ってるもんでなぁ。
仲間の敵を、奴らに同じ苦しみを、
みずはを失った悲しさを。」
みずは「!!」
高杉「殺せ殺せと耳元で四六時中騒ぎやがる。
銀時、てめーには聞こえねーのか?
いや聞こえるわけねーよな。
過去から目そらしてのうのうと生きているお前に、牙を無くした今のお前に俺たちの気持ちは分かるまいよ。」
銀時は私に早く行け、と耳打ちをする。
が、そんなこと言われた後に退くようじゃ私も廃る。
私は銀時に向けている晋助の刀の柄の部分を掴み、
みずは「見くびっちゃあ困るわ、晋助。」
銀時、高杉「!!!」
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ナウシカ♪(プロフ) - 眠り姫さん» ありがとうございます!頑張ります♪ (2017年3月1日 0時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫(プロフ) - 応援しています!更新頑張ってください(ノ´∀`*) (2017年2月28日 23時) (レス) id: 56ae3e602e (このIDを非表示/違反報告)
ナウシカ♪(プロフ) - S.Mさん» ありがとうございます♪これからも更新頑張ります☆ (2017年2月25日 20時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
S.M - 続編おめでとうございます。これからも頑張って下さい。 (2017年2月25日 19時) (レス) id: 616a1095ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナウシカ♪ | 作成日時:2017年2月24日 16時