第三百八六訓【スキー編】 ページ7
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土方「だから言っただろ、何かあるって。
何が慰安旅行だ。何が羽を伸ばしてこいだ。
こんなもんただの将軍のお守り旅行じゃねーか!」
みずは「リフト券もスノボ板も買ったのに、、、。」
とほほ、と私は気をかなり落とした。
何せ本当に慰安旅行だと信じ切っていた。
山崎「上様の事だ。
どうせお忍びでスキーに行きたい
とでも言いだしたんでしょ。」
みずは「どうせとっつぁんが困って真選組に押し付けたんだわ。」
土方「こんなもん1秒たりとも羽を休める暇なんぞねーぞ。もし将軍の身に何かあれば俺たちの首を並べても足りねェ。」
にしても、と退が声を上げる。
言いたいことはわかる。
山崎「でも、ちぃとやり過ぎじゃないですか副長。目立ちすぎですよ、一様お忍び何ですから。」
土方「ふざけんな、自力で滑らして怪我でもされたら終わりだぞ。将軍にはアレが一般的なスキーの滑り方と思わせておけばいい。」
みずは「でも一般客が怖がってどんどん帰って行くわよ、いいの?」
土方「好都合だ。貸切の方が将軍の安全を確保できるだろ。」
そう言うとトシは無線を取り出した。
土方「総悟、係員に金を握らしてリフトを止めろ。これ以上客を登らせるな。」
沖田「土方さん、その前に将軍の着地地点におかしな奴が。でっけー雪だるま作っててかなり邪魔なんですが。」
土方「おかえり願え。」
みずは「私ね、昔はスキー出来なくてずっとソリに乗ってたの。」
山崎「ソリですか?俺も昔よく滑ってたなー。」
みずは「もうこの際ソリでいいや。」
山崎「何言ってんですか、ダメに決まってるでしょ。」
と、話していると後ろにいた隊士が上を見て驚いている。何だ何だとつられるように上を見る。
みずは、山崎「え、」
ドォォォォン!
土方「将軍んんん!!」
将軍を吊っていたヘリコプターは
大きな雪玉によって破壊された。
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ナウシカ♪(プロフ) - ひめ☆そらさん» 本当ですよ、、、。二年後のみんなの姿が気になる、、、! (2018年2月5日 23時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
ひめ☆そら(プロフ) - 私もジャンプ見ました!急に二年とかびっくりしました笑万事屋も気になるけど他のみんなも気になります… (2018年2月5日 22時) (レス) id: ca8d33885b (このIDを非表示/違反報告)
さっくぅ(プロフ) - 今週のジャンプ見ましたよ〜!新八かっこよかったっすね!来週が楽しみです…! (2018年2月5日 22時) (レス) id: 964aa4279e (このIDを非表示/違反報告)
ナウシカ♪(プロフ) - ひめ☆そらさん» ありがとうございます!ここら辺はかなり悩んだ場面でしたのでよかったです!これからも夢主ちゃんは暴れ続けますので是非是非期待していて下さいね! (2018年2月3日 23時) (レス) id: 043a97a17f (このIDを非表示/違反報告)
ひめ☆そら(プロフ) - 元攘夷志士ってバレたときの感じめっちゃ好きです!ひとりで笑っちゃいましたよ笑これからのみずはちゃんに期待します! (2018年2月3日 22時) (レス) id: ca8d33885b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナウシカ♪ | 作成日時:2018年1月1日 14時