【銀魂】九 よく考えてみれば元攘夷志士の私が真選組総長してるってヤバい

第三百九八訓【スキー編】 ページ19

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土方「見た所猟師が使ってた小屋らしいが、長い間使われずにあちこち吹きさらしてガタが来てる。
火も使えなくなっちまったしここで一晩吹雪をやり過ごせるのか。」

みずは「トシが煙草吸ってたからでしょ。」

銀時「そうだな、責任を取ってお前が焚き火になれ。」

新八「どうやってなるんですか。」









あの時、私の前にしゃがんだ熊は将軍様だった。どうやら自分でこの小屋を見つけ避難してたらしい。

新八君を助けようと近付いた将軍様は妙ちゃんによって崖から落とされた。

今回ばかりは妙ちゃん悪くないよ、何せ熊の皮を被ったまま助けに行ってたからね。






この小屋は穴だらけで寒さは大して外とは変わらない。

という訳でみんなで押し競饅頭の要領で固まり、お互い声を掛け合って行くことに。






土方「真ん中が一番暖かい。ここは勿論上様だ。
次に女子供。外側を男どもで固める。」

みずは「じゃあまずは私たちが将軍様の周りね。」







そう言って将軍様の方へ向かう。







銀時「おい将軍期待に胸膨らんでるけど。完全に邪なことを考えてるんだけど。」




銀時がそう言うがその前に気になることが一つ。


だが、そんな事どうしても言えない。








神楽「何か臭くない？
牛乳を雑巾で拭いた匂いがするアル。」

みずは「そそそんな事は無いんじゃない？」

神楽「だって二人とも涙目になってるアルよ。」

みずは「いやいやなってないウッ！」

妙「ちょっとみずはさんウェッ！」

銀時「なんかトンデモねェ事聞こえたけど。」









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