黒尾先生とネコ ページ26
.
にゃーにゃー
帰り道、近くでそう鳴き声がするので見てみれば
足に猫が擦り寄ってきていた
随分人懐っこい
「あれ、こいつ.......」
似てる、ものすごく似ている
" クロちゃーん " と俺を見つけるとすぐよって来るアイツの顔が思い浮かんだ
「お前飼い猫?じゃない.......か?」
ニャー
「悪い俺今エサ持ってないんだよな」
ポケットの中もカバンの中にもどうやら食べ物は入っていないみたいだ
「うち来る?」
そう言ってみると
ニャーニャー と
さっきより嬉しそうな声で鳴いた
「やっぱ可愛いな、なぁ俺もよく猫見たいって言われるんだけど.......」
.......フンッ
「今鼻で笑ったよな?!お前.......」
そう言えばあの話した時も
鼻で笑ってきたな.......アイツも
155人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒豆粉 - この小説、好きです!!更新楽しみに待ってます!!応援してます!頑張ってください!! (2019年9月27日 16時) (レス) id: a216a85358 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ノア | 作成日時:2019年9月23日 13時