第6幕 ページ8
*凛月side
なんなのあいつ…。『俺の』、いや、まだ『俺とま〜くん』か。俺とま〜くんのあかねになにしてくれてんの?
嗚呼、うざい、うざい、うざい。あの子は俺達のなんだから、誰も触れなくていい、会話を交わさなくても良いの。
『俺達』の可愛い小鳥さんであればいいの。
「彼奴がなんかする前に手を打たないとね〜。
取り敢えずま〜くんに報告しようかな〜?」
確かま〜くんは教室でプリントまとめてるとか言ってたねぇ…。よし、行こうかな…♪
わざわざこの俺が動いてあげるんだから。
―――さっさと堕ちてよ、あかね。
*真緒side
「ッは〜〜〜。」
俺はつい先程まで目の前にあった書類の山を半分まで減らす事が出来、一息ついていた。
「ったく…。鈴木先生も俺がなんでも出来ると思ってるし…。この量はエグいって…。」
鈴木先生、俺の担任。そして俺にプリントの山をくれた人である。クラスの奴らに手伝ってくれ!って言ってもみんなお前なら大丈夫!!とか言って遊びに行くし。俺はスーパーマンじゃ無いっての!!
「うぅ…。あかね…癒し…。」
「ま〜くん。」
肩をぽんと叩かれて俺は過剰な反応をしてしまった。
「うぉッ!!凛月?!」
「ふふ…驚きすぎ…。
それでま〜くん、俺さぁ、話があるんだ。」
少し微笑んだかと思ったら、急に険しい顔になる凛月。なんかあったのか…?
「どうしたんだよ凛月。」
「あのね、
あかねが3組の『藤田』って奴に告白されて付き合っちゃった。」
「――――――、は??」
3組の藤田…。3年の藤田先輩の事か?でも…
「付、き合った…?」
「そ。まぁあかねの事だから特に何も考えてなかったんだろうね。」
―――嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
「嘘だろ…凛月。なあ!!おい!!冗談言わないでくれよ…、『りっちゃん…!!』」
「残念ながら本当なの。でもねぇ、まだま〜くんに出来る事はあるんだよ?
あかねを『取り戻したい』よね?」
迷いなく俺は言い切る。あいつが!あかねが居なくちゃ、俺はどうすればいいんだよ!!幼馴染は口元に人差し指をつけて微笑む。
「簡単だよ。彼奴を、
――――――殺 しちゃえば良い。」
その時の凛月の笑顔は、やけに綺麗で。
―――今も頭の中に張り付いてる。
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岡崎 流儀☆*。(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» またまたコメントありがとうございます!夢主ちゃんにはしばらく頑張ってもらいます…(ΦωΦ)フフフ・・ (2018年10月8日 21時) (レス) id: f88ab442e8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 岡崎 流儀☆*。さん» あきやん最強すぎるwいえいえ! …リッツも真緒くんも色んな意味で大変やな←夢主ファイト、、、() (2018年10月8日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 流儀☆*。(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» あきやん最強説ですwご観覧ありがとうございます! (2018年9月13日 7時) (レス) id: f88ab442e8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - やはりあきやん先生に敵う者は居ないかw (2018年9月13日 1時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:岡崎 流儀☆*。 | 作成日時:2018年8月31日 15時