第3幕 ページ5
扉の前に立ち椚は説明しようとしたのだが…
「では呼んだら入ってきて下さい…」
その前にあかねが扉を開けた。
「はろ〜!!あ、でも朝だね!!んじゃおっはー☆
転校生の畦ケ谷さんだぞー!」
お得意のスマイルでご挨拶。突然の登場に皆驚いていたのだが、鳴上嵐は驚きながら考えていた
「(あれま…あの子、ウチの王さまとそっくりだわァ…。)」
「あれ?何此処の人達ってみんなスマイル嫌いなの?
あれ?愛と勇気だけが友達なのか私は」
「はあ??」
呆れ顔の椚を全く気にせずあはは〜と笑うあかね。その笑い方はどこかレオに似ていた。
よっこらせ〜と言うとあかねは星型のメモを取り出し…ばらまいた。
「畦ケ谷ァ!」
「あははは〜ごめんごめん!!」
メモを見た2のB達は驚いた。
「!?」
星型のメモひとつひとつに全て違う一言と絵が書いてあった。
字も決して綺麗では無いのだが、手描きで温かみがある。
「くだらない物で悪いんだけど私の気持ちだから、良ければ受け取って〜♪」
この言葉を聞いて一人の生徒が立ち上がる。
「全くくだらなくなんか無いじゃない!!寧ろ素敵よォ♪
ありがとう、アタシは鳴上嵐!
お姉ちゃんって呼んでくれると嬉しいわァ♪」
「ぉぉお〜!!面白い喋り方するんだねぇ!
私はこの世界の宝!畦ケ谷あかねだよ!
よろしくなる姉ちゃん!」
キャッキャッと二人が話し出すと少し安心したのか少年があかねに話しかけた。
「こ、こんにちは…??」
「コンニチワ!」
あかねは少年の顔を見つめる。それはもう食い入る様にじっと。流石に少年も照れ
「な、なんやそんな見て…
…俺の目そんなおかしいか…?」
忌々しそうに片目を抑えて俯く彼にあかねはストレートに気持ちを伝える。
「うぇ…??いや綺麗やなぁって!!
俯いてないで顔上げな!
そっちの方がええと思うで?」
少年はばっと顔を上げる。
「な、なんで関西弁…!?
しかも綺麗て…堪忍やぁ…」
悪戯っぽくあかねは笑う。正に『してやったり』という顔。顔を上げた彼の両目を真っ直ぐ見つめて再び笑う。
「やっぱり顔上げた方がええで。綺麗な目ぇやんか。
関西弁はこの前まであっちに住んどったんや〜」
「あ、ありがとう…俺は影片みか…よろしゅうな。
えっと…あかねちゃん?」
あかねにつられてみかもふにゃりと微笑んだ。
「すごいのねェあかねちゃん?
みかちゃん人見知りだからあまり人に懐かないのよォ?」
驚いた顔をする嵐。
「二人とも、よろしくね!!」
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岡崎 流儀☆*。(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» またまたコメントありがとうございます!夢主ちゃんにはしばらく頑張ってもらいます…(ΦωΦ)フフフ・・ (2018年10月8日 21時) (レス) id: f88ab442e8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - 岡崎 流儀☆*。さん» あきやん最強すぎるwいえいえ! …リッツも真緒くんも色んな意味で大変やな←夢主ファイト、、、() (2018年10月8日 17時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
岡崎 流儀☆*。(プロフ) - 夢花(仮垢)さん» あきやん最強説ですwご観覧ありがとうございます! (2018年9月13日 7時) (レス) id: f88ab442e8 (このIDを非表示/違反報告)
夢花(仮垢) - やはりあきやん先生に敵う者は居ないかw (2018年9月13日 1時) (レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:岡崎 流儀☆*。 | 作成日時:2018年8月31日 15時