嫌い ページ37
.
家を飛び出した矢先
ドカッ
「ごめんなさいっ…」
誰かにぶつかった
？「Aちゃん？」
振り返ると、ぶつかった相手はユノさんだった
泣き顔を見られたくなくて私はそのまま
走り去った
ほんと意味わからない
チャンミンさんなんて…もう…嫌い
1人とぼとぼ夜道を歩いた
後ろから誰か走ってくる足音が聞こえ
いきなり腕を掴まれた
チャンミンさん？…
「もー1人にさせてよっ」
思いっきりその手を振り払い走った…
けど今度は強い力でまた掴まれた
「離して」
？「Aちゃん！？」
聞き覚えのある声に振り返ると
そこには
LT「こんな時間に1人で何してるの？」
トゥギオッパがいた
「オッパ…」
LT「泣いてるの？」
オッパはそのまま私を優しく抱きしめてくれた
「…」
LT「もう大丈夫だよ…」
何も聞かずただ
オッパは優しく私の頭を撫でてくれた
？「Aさん！？」
その声に
オッパが反応しさらに私を強く抱きしめた
LT「チャンミン…Aに何したの？」
今までに聞いたことのないほどの低い声
CM「何でもないです、ただの言い争いですAさん戻ってきてください」
そういい私に頭を下げてきた
LT「あまりAちゃんに嫌なことしないであげて」
戻りたくない…
そう思ってトゥギオッパの
服にしがみついてたらオッパが私の涙を拭ってくれた
LT「ほら、帰らないとAちゃんの今後の仕事がやりずらいよ。戻ってちゃんと仲直りしておいで…」
「う…うん…」
LT「どーしても嫌なら連絡して、いつでも迎えに行くから」
そういい優しく背中を押してくれた
嫌々チャンミンさんの元に戻るけど
入れ替わるようにチャンミンさんが
トゥギオッパの方に行った
2人で何か話してるけど
何話してるかまではわからない…
少ししてチャンミンさんが戻ってきた
CM「部屋に戻りましょう」
「…」
腕を掴まれ連行される…
振り返ると少し寂しげにトゥギオッパが手を振ってた
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作者名：しおり | 作成日時：2022年7月6日 23時
