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喧嘩 ページ36

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あれから数日たち何も起きない
平和な時を過ごしていた



チャンミンさんも最近は仕事が忙しく
夜遅くにしか帰ってこない

トゥギオッパもまめに連絡はくれるけど
忙しいのか回数もかなり減った



花火大会の日も近づいてきてるから
チャンミンさんに早く許可を取らないと…


今夜、チャンミンさんが帰宅したら
聞こうと思う…



ーーー



夜、チャンミンさんが帰宅し夜ご飯を用意した

何も文句も言わずいつも黙って食べてくれてる…

美味しいのかまずいのかなにか一言ほしいかも…



私はチャンミンさんの正面の椅子に座り
話を切り出そうとした



「チャンミンさんあの…」


CM「そういえばこれ…」



私の話を遮り、私に一枚の紙を出してきた



え……



その紙を見ると


トゥギオッパと行く約束をした花火大会のチラシ…



CM「一緒に見に行きませんか?」



「え…」


 
先を越され返す言葉が見つからない



CM「明日仕事休みなのでAさんの浴衣とか一緒に買いに行きませんか?」



「あのー私…」



CM「明日都合悪いですか?」



「いや、そうではなくて…」


どんどんチャンミンさんの質問攻めにあいなかなか
言い出せずにいた



CM「どうしたんですか?」



「その花火大会別の人と行く約束してまして…今日チャンミンさんに外出の許可を頂きたくて…」



CM「誰と行くんですか?」



トゥギオッパの名前を出したら終わりな気がした



「友達…」



CM「名前は?」



「…」



CM「答えられないんですか?」



チャンミンさんの顔がどんどんが怖くなってく…



もう逃げれないと思った私は
本当のことを伝えた



「トゥギオッパ…」


CM「ダメです」


「どうして?」


CM「命令です、トゥギヒョンと行くのはダメです」


「命令、命令って…何?私に自由はないの?」



私はチャンミンさんに初めて逆らった



「だったらチャンミンさんとも花火大会行かない」


CM「もうトゥギヒョンに関わらないでください」


「チャンミンさんには関係ない」




怒れてきて涙が出た


勢いに任せ何も持たずに家を飛び出した



CM「Aさん!」



ドアが閉まる直前、中からそう聞こえたが無視した

嫌い→←笑みーLTー



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作者名:しおり | 作成日時:2022年7月6日 23時

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