幸せを告げる箱 (ページ42)

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次の日私は早速

会社に退職届を出しに行った

色んなことを言われたけど
「辞めます」との一点張り

退職日は営業部に移動になる前日
その日までに今の仕事を片付けなきゃと思い
急いで仕事を片付けた

私が退職することは瞬く間に会社に広まった

真美「Aよく言ったね」

「真美が背中を押してくれたからだよ」

真美「私も後を追って辞めるつもりでいるから」

「そうなの？」

真美「うん、嫌だもんここ笑」

真美が辞めるって話は初耳だった笑

仕事を終え、帰ろうと歩いていると

友樹「おい」

後ろから嫌な声が聞こえた

振り返らず聞こえないふりしようと思ったけど
腕を掴まれた

友樹「辞めるってどう言うことだよ」

「そのままの意味ですが何か？」

友樹「今お前がやめたら会社がどうなるかわかるか」

「そんなこと私には関係ない」

友樹「おい」

友樹の腕を振り払おうと抵抗したら
バランスを崩して植木の方に倒れた

友樹「いっ、、テメェ…」

私は走って逃げた

必死に友樹を撒こうと
色んな路地に何度も曲がった

ドカッ

曲がり角を曲がった時に知らない人と
ぶつかってしまった

「すみません」

そう言い走り出すとその人に腕を掴まれた

？「A？」

懐かしいその声に振り返ると
キュヒョンオッパだった

KY「Aどうしたの？」

「オッパ、助けて」

私がそう言うとオッパと一緒にいた
男の人が路地から顔を出し「男の人が走って来るよ」
と言った

咄嗟にオッパがコートで私のことを覆い
抱き寄せてその大きな体で隠してくれた

KY「ミノ、通り過ぎた？」

MN「うん、行ったよ」

KY「もう大丈夫だよ」

そう言い私を解放してくれた

「ありがとう」

KY「何があったの？」

私はオッパに事の経緯を伝えた