幸せを告げる箱 (ページ33)

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最近あの2人は出張でいない日が多かったから
久々に見る気がする

見たくないけど

華「あ、Aじゃん」

友樹「こんなところで何してんの？」

「…」

華「A、ごめんね、私たち結婚するの
だからもう友樹の事はあきらめて」

2人を無視して横を通り過ぎようとしたら

友樹「おい」

「痛いっ」

おもいっきり友樹に腕を掴まれ
引っ張られた

友樹「何その態度」

「離して」

？「妻に何か用ですか？」

突然後ろから知ってる優しい声がした

それは今ここにいるはずのない
トゥギオッパだった

「オッパ…」

LT「この手、早く離してくれませんか」

凄い剣幕で友樹の腕を掴むオッパに
友樹は慌ててオッパの手を振り払った

友樹「妻？」

LT「僕たち結婚してるので」

華「は？」

友樹「Aが結婚？！」

LT「これから先ずっとAと一緒にいたくて
プロポーズをしたんです。もし今後Aに変なマネ
するようなら俺が許しません、覚えておいてください」

オッパがそう警告すると2人は黙った

LT「行こう」

「うん」

オッパは私の手を取り
スタスタ歩き始めた

「オッパ…どうして」

LT「Aに会いたくて帰ってきちゃった笑」

停めてあったオッパの車に
乗せてもらい家に向かった

「助けてくれてありがとう」

LT「たまたま迎えにきてよかった笑」

海外でのライブで機材トラブルが起きて
1週間公演が延期になったみたい
それでオフの時間ができたらしい
明日の夜には戻らないといけないみたいだけど

少しの時間でも会いに帰ってきてくれて
すごく嬉しかった

家に着くと
オッパは豹変した笑