幸せを告げる箱 (ページ32)

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オッパが出発してかれこれ1ヶ月が経った

寂しいけど、それなりに平凡な生活を過ごしてる

真美「ねぇAこの日空いてる？」

「うん空いてるよ」

真美「旦那が急な出張で一緒にライブ行けなくなっちゃったから一緒に来てくれない？せっかくいい席取れたのにさぁ」

「うん、いいけど、誰のライブ？」

真美「スパショに決まってるじゃん！よし、一緒に行こ」

え

オッパのLIVEを見に行けるの…

嬉しくてついニヤついてしまった笑

ライブは1ヶ月後、
それまでスパショに行く事はオッパには内緒…笑

真美「Aは誰推し？うちわとペンライト買ってあげる」

「お金は出すからいいよ」

真美「で、誰にする？」

そう言いまた前みたいに私に
メンバーの顔写真を見せてくれた

「じゃあこの人」

私の推しはもちろんトゥギオッパ笑

真美「えーこの前結婚したんだよこの人」

「私は気にしない笑」

真美「ふーん、ま、いっか、じゃあイトゥクのうちわ頼んでおくね」

「ありがとう」

アイドルとしてのオッパの姿を見れるのが楽しみ

それから私と真美は毎日
スパショに行けると言う楽しみをもって
仕事をたくさん頑張った

そんなある日の帰り

会社を出てすぐ、携帯が鳴った
画面を見るとオッパからのメールだった

LT「そろそろ仕事終わる時間？」

私は立ち止まり
オッパにメールを送った

「うん、そうだよ。今から帰るところ」

そう送り歩き出そうとすると
前方に友樹と華がいた