幸せを告げる箱 (ページ24)

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それから数日経ったある日

マネヒョンからスパショのワールドツアーが
決まったことを知らされた

3ヶ月後からいろんな国に飛ばないといけない

またAに寂しい思いをさせてしまう…
本当に申し訳ない

たまに本当にこんな俺と付き合ってて
Aは幸せなのか…心配になる

今日は仕事が早く終わりそうだから
早く帰ってAにスパショのことを話そう

家に帰るとAが晩御飯をつくってくれてた

「おかえりなさい」

LT「ただいま！すごく美味しそう」

一通り片付けを済ませ椅子に座る

Aの料理ってほんと美味しいんだよね

ーーー

KY「Aってさ昔料理教室通ってたんだよね
だから作る料理全部うまいよ」

LT「え？食べたことあるの？」

KY「もちろん、昔からよく遊びに行くと作ってくれたよ」

ちょっとヤキモチ妬くわ…

LT「ふーん、いいなぁ、Aの手料理俺より先に食べてたなんて…」

KY「そりゃずっと昔から一緒にいるもん笑
一時期、栄養士の資格取る！って張り切って
勉強もしてたからバランスもしっかり考えれるし
そのへん完璧な子だよ、あ、試験は落ちたけどね笑」

LT「へぇーすごいね」

ーーー

昔キュヒョンにそう言われた

その話が嘘じゃないってことは
目の前にある料理が証明してくれてる

「オッパ…どうしたの？」

LT「え、あ、いや、
いつも栄養バランスもしっかり考えて
作ってくれてるからすごいなぁって思って」

「昔、栄養士の資格取りたくて勉強してたの」

LT「キュヒョンから聞いた笑」

「え笑、じゃあ試験落ちたことも？笑」

LT「うん、でもキュヒョンもAの料理
すごく美味しいって言ってたよ」

「いろんな意味で恥ずかしい笑」

そんな話をしながら
ご飯を食べ始めた

スパショの話、切り出さなきゃ…