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人生を狂わせた金髪男2号は、大学時代に初めて付き合った男。
あぁ、思い出すだけで腹立たしい…!
ざっくり話すと、彼と出会ったのは1年の夏。バイト先で。
初対面から金髪だった。
その時点で気付いておくべきだった…
この男はとんでもないクズ男だということに、、、!!
こいつのことは超簡潔に説明しよう。
恋愛経験の少ない私を騙し、依存させ、何度も私に金を借りた挙句浮気した
超クズ男!!
最後、彼の浮気が発覚したシチュエーションだけ話しておこうか。
誕生日の彼を驚かせたくて12時丁度に彼の家へ行った私。
インターホンを押すが出ないため、寝てるのかと思い合鍵で入った。
起こしてびっくりさせようと寝室へ向かったが、何やら物音が聞こえた。
起きてる?!と嬉しくなった私は勢いよくドアを開けた。
えぇ、もう分かるでしょう?
彼は知らない女と寝ていました。
話を聞けば、私とは金のためだけに付き合っていたらしい。
そして彼は笑いながらこう言った。
「お前はもう必要ねぇから笑」
さすがに一発ビンタをくらわせて出ていった。
突然の裏切りは、あの時にそっくりで…
正直私は彼のことが大好きだった。この人とずっと一緒にいたいと思っていたくらい好きだった。
だけど裏切られてしまった絶望感と喪失感。
心は傷ついていたはずなのに、私はやっぱり泣かなかった。
もう、泣くということを忘れてしまっていたのかもしれない。
愛のない家庭で育ち、その家庭すらも失い
施設で優しい人とは沢山出会ったけれど…
その優しさをどこか信じられなかった自分がいた気がする。
これからは誰かから必要とされる立場で、自分のために生きようと決めた私は
さすがに金髪はいないであろうと警察官を目指し、大学卒業後に警察学校へ入校した。
まさか、この後出会ってしまうとも知らずに…
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雪村A (23)
警察学校組を首席で卒業。
容姿が整っているので裏でかなりモテていたが、高嶺の花ポジだったので恋愛経験少なめ。
公安部に配属された新人警察官。
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作者名:おと | 作成日時:2022年5月1日 2時