One more time③【赤井秀一】 (ページ42)

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嬉しい…嬉しすぎる…！

『秀一！！』

帰宅して間もなく、慌てるように靴を脱ぎ家中秀一の姿を探した

『どこよ秀一！』

もしかしてまだコナンくんとどこかへ行ったっきり帰ってない？

と、秀一が使っている書斎の前に行き着くと

「…なんだ騒がしいな。」

『…秀一！』

頭を掻きながら出てきた秀一に思わず抱きつく

おっ、と多少よろけながらもしっかり受け止めてくれる彼

「やけに機嫌がいいな。」

…うん、今の私は気持ち悪いくらいに機嫌がいいに違いない

だって…

『聞いて秀一』

「ん？」

『クリスマス…休み貰っちゃった…！』

顔を見ながらそう告げると、秀一は目を丸くする

「…珍しいな。」

『実は、ジョディがジェイムズに掛け合ってくれたみたいなの。
クリスマスはゆっくり二人で過ごさせてあげましょうって。
おかげで私たちがより戻したことは早速ジェイムズにも知られちゃったけどね？』

そう、ジョディの気遣いのおかげで素敵な休暇を貰えた

ジョディの口から私たちのことを言われてしまったのはあれだけど…特に気にしてない

「ほー…ジョディには後で礼を言わんとな。」

『あ、でもその代わりイヴはしっかり働くようにとのこと。』

「ﾌﾝ…それでもいい。」

『…わっ、』

秀一に優しく包み込まれる

「Aと25日を過ごせるだけで十分だ。」

『うん…』

嬉しそうな声色に私の気持ちはさらに上がった

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