One more time③【赤井秀一】 (ページ19)

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ジョディside

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シュウと明美さんが自分よりも大事だなんて

シュウはまだしも、会ったことのない明美さんに対してそう思うAは

自己犠牲の強い人で、そういう所がやはりシュウとよく似ている

「A、明日の任務はどうするの？」

一通り話を聞いて、晩ご飯を食べている時間

ふと彼女に問いかけた

『ん？』

「だから、明日の任務よ。あなたとシュウ毎回2人で動いてるじゃない。」

『あっ、、やば…』

フォークを置いて焦った様子のA

『どうしよう…正直まだ彼と向き合って話せそうにないわ。
あんなに怒鳴って出てきちゃったばかりにさすがに気まずいかも…』

なんて苦笑いを浮かべる

「もう…じゃあとりあえず明日の任務はキャメルと組んで。
その後はしっかりシュウと和解すること。いいわね？」

『まって、早い…！』

「何が？」

『秀一と和解するのが…』

「はぁ？あんた仲直りしたくないわけ？！」

『そうじゃないけど、、！なんというか…こんな喧嘩したことないから…』

確かに2人が付き合っていた時これほどの喧嘩をしていたイメージがない

「ったく、早く仲直りしないとあの家に戻れないわよ。」

『…そうよね』

と、目の前で項垂れるAに視線を移した時

どちらかのスマホが鳴った

「…電話」

もしかしてシュウがAに、、？！と反射的に思い、早く確認するよう促す

『ちょっとまってよ…！って…』

「…あは、sorry、、笑」

鳴っていたのは私のスマホだった

Aは焦らせるなと言わんばかりの表情で私を睨み

そこから逃げるように電話に出た

「もしもし…」

「俺だ」

スマホから聞こえてきた声は

「シュ、シュウ…」

Aと喧嘩中の彼

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