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3話 ページ3

〜No side〜



家入「で、お前はいつAに告るんだよ」





唐突に痺れを切らした
家入がうじうじしている五条に言い放った




五条「だって!Aったら
悠仁と恵とも距離近すぎだし、野薔薇は同性だからまだ許すけど皆に優しすぎるんだもん!」





そう言ってる五条だが


その優しいところが彼女の長所なのも知ってる





優しいAだからこそ

自分だけを甘やかして欲しい
なんてワガママなのこともわかっているが

Aの前だとそう素直になれず、いつもただの生徒に対する態度をとって流してしまうのだ


Aのことはただの生徒ではなく


好きな人と見てるのに




家入「最近はもう2年も手懐けてきてるぞ、
でもAは恋愛経験も無いし押せばいけるんじゃないか?」



五条「わかってるよ〜...でも今までの女とはAは全然違うの!大切に、Aと距離を縮めてくつもりなのに、話したいけどどうしても難しいの!」





こんな純粋な恋愛をしている五条を見るのは初めてなのでやはり家入も驚く部分もあるだろう



だが今のままだったら何も進まないから彼女は
一言こういった



家入「Aだって五条の事は嫌いじゃないみたいだぞ
この間保健室来た時お前が任務が沢山あった時に
五条先生大丈夫ですか?この頃忙しそうですけど..
って言ってたぞ」





五条「本当に誰にでも優しいねAは」








家入(まぁ本当はそのあとに

A「五条先生は最強なのは知ってます
でもやっぱり疲れは溜まっちゃうと思うんですけど、何か私にできることありますかね....?」

ってAが言った時の表情は先生に対してするような顔じゃなかったと思うけどな)







Aの本心なんて誰も分からない


だけど




先生だから心配するのかは



五条の事が大切だから心配するのかは




誰もわからない







五条「Aは、いつになったら好きになってくれるかな」

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作者名:にゃんにゃん | 作成日時:2021年1月21日 21時

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