夜の使者【鬼滅の刃】

弐拾 ページ24

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｢今の反応できるだなんて君強いんだね｣


｢それはどーもｯ｣






今度はAが斬りかかる。それを易々と避ける鬼。



これは気を抜いたら一瞬で持っていかれてしまう。






｢宵の呼吸 捌ノ型 氷輪｣






喉元を狙って刀を突き刺す。


今度は避けられることなく攻撃が通り呼吸を整える。






｢今の技見えなかったなあ、次は何？


さあ俺を楽しませてよ、鬼狩りさん｣






余裕もいいところだ。


口から血は出ているが潰した喉も直ぐに再生してしまう。やはり人間は最初から鬼との戦いに枷がついている。






｢心配しなくても直ぐに終わらせますよｯ


____宵の呼吸 壱ノ型 流星火｣






若干焦りが見える中首を斬ろうと技を繰り出した。


これが驚くことにあっさり首が飛んだ。


手応えはあった、しっかりと首を斬ったが違和感が拭えない。






｢はは、その顔は驚いてる？


紛れもなく君は俺の首を斬ったよ｣






飛んだ自分の頭を拾い可笑しそうに笑う。やはり斬られた首もあっさりと戻ってしまう。


首を斬ったのに何故死なないのか、どう対処するべきなのか。頭をフル回転させるが簡単に見つかる訳もなく、嫌な汗が出る。


落ち着け、冷静になれ、頭を冷やして物事を見ろ。







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《大正コソコソ噂話》
義勇、錆兎、真菰はAのことがとても大好きです。Aを狙う不埒な輩からいつも守っています(セコム)。たまに3人に揉みくちゃにされてるAが見られます

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