Strawberry Days.(3)

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「どう？って言われました。」

北「…どう？」

「だから頑張ってますって答えました」

北「…」

怪訝そうな顔で私を見つめてる。


「また…いつか一緒に仕事できるの
楽しみにしてますって…言ってました」


その言葉にわたしの顔から
視線を外してフッと笑うミツさん。


北「まだまだ頑張んねえとな。」


そう呟くミツさんの顔は
すごくかっこよくて、

きっと思い描いている未来が
明確にあるんだろうなって

マネージャーの端くれのわたしにも
そう思えるようなそんな顔だった。




楽屋に戻ると舞祭組が着替えて
準備に取り掛かっていた。


オープニングは全員だけど
その後すぐ舞祭組の本番だから
4人はスーツで登場する。




二「緊張してきたあ〜！」

宮「まじあの階段でだけは転けたくない」

玉「階段転がったら面白いね、
コロコロコロ〜って。」

千「光一くんになれるじゃん」



ゆる〜い会話を繰り広げながら
楽屋をあとにしてスタジオに向かう。


出演者全員でのオープニングは
特に何をするわけでもないけど
とても緊張する。



二「いってくるね！見ててね！」

「はい！いってらっしゃい！」


みんなを見送ってスタジオの隅で見学。


慌ただしい空気の中、
生放送がスタートした。





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