あーね、転生した感じね【ブルロ】

mainstory:あーね、引かれた感じね ページ14

夢主side



少し落ち着いて…由希がぱっぱに呼ばれ出ていき

『ごめんなさい、私慌てちゃって…』

「おーい、ご主人様がそんな態度でいいのか？」

『じゃあ、め、命令、です、そのご主人様呼びやめてくれませんか？』

目の前に推しが居る事にビビりながら、そうたどたどしく伝える

「んー、気が進んだらな、」

一瞬考える素振りみせ、ニカッと効果音が付きそうな勢いで笑う。

『う”っ…尊っ、じゃなくてっ命令なのに！」

しかも今世紀最大の睨みを送ったのに

「おー今度は飛ばなかった」

『ねぇ、君、私で遊んでない？反応見て楽しんでない？』

「ははっ、まさか、！」

『い、いいんか、？ご主人様にそんな態度とってぇ…』

だんだん弱弱しくなる、あーホントに情けねえぇ

「なに、？罰として首輪でもつけるか？」

ニヤニヤしながらこちらの様子を伺う美少年

『……き、君、は、、、本当に、子供かい？』

意識が遠のいた気がするがまぁいいだろう

「うん、ご主人様と同い年、で？なに？ご主人の要求は？何でも言うこと聞くぞ？」

『…ない、現状に満足してる」

「ふーん、無欲なんだな」

あるにはあるけど、推しにお願いする事ではないし、あーでもどうしようこんなチャンスもう無いしな、言っちゃお(脳死)

『でも…しいて言うなら…』
　
「…？」

『たまに私の話し相手になってくれないかな、？』

うわー−−−言っちゃった！言っちゃった！

「は？それだけ？つまり友達ってこと？」

『え、あ、はい、なんかすみません』

「いや、別に」

うわ言わなきゃよかった、めっちゃ微妙な反応、気まず

『…』

「…」

え、どうしよう変な空気になっちゃった、

日々樹が沈黙に耐えていたら、その沈黙を破ったのは御影だった

「変わってんのな、ご主人様は」

『あの、それ褒めてます？馬鹿にしてます？」

「別に」

あーね、引かれた感じね

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