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『そうかもな、笑』
「僕の憧れてる麻璃央お兄ちゃんも強いんだ!僕達をいつも守ってくれるし遊んでくれるんだ!」
『そうか、いいお兄ちゃんがいるんだな、俺にも可愛い弟がいるんだ』
「弟?そうなんだ!僕も弟とか妹お姉ちゃんがいっぱいいるんだ!」
『いっぱい家族がいるんだな笑』
「でも…みんな血?は繋がってないんだって…」
『(児童養護施設の子か)そうか、でも血の繋がりだけが家族じゃないぞ、一緒にご飯食べて、同じ寝床で寝て過ごせばもう家族だ』
「…そっか!僕もうみんなと家族なんだ!」
『そうだな笑お家に送っててやるよ、場所どこか知ってるか?』
「うん…!」
『よし行くか』
「お姉ちゃん手!繋ご!」
『いいよ、ほら』
そして着く手前で声をかけられた
「祐介!」
『?』
「あ!」
振り向くと背がでかくガタイのいい男が走ってきて目の前に止まった
「麻璃央兄ちゃん!」
麻璃央「祐介!大丈夫だったか?」
「うん!このお姉ちゃんが助けてくれた!」
麻璃央「お姉ちゃん?この人か?」
『どーも』
「お姉ちゃんめちゃ強いんだよ!」
麻璃央「お姉ちゃん…?あんた男じゃないのか?」
『…女だ』
麻璃央「す、すまん」
『気にしてねぇ、あーっと、その子の父親ぶん殴ってもう来ないよう言っといたから多分もう来ないと思うけど』
麻璃央「え、ぶ、ぶっ飛ばした…?」
『そう』
「麻璃央兄ちゃん!お姉ちゃんと一緒にご飯食べたい!いい!?」
麻璃央「俺はいいけど、あんたは?」
『…』
祐介は目をキラキラさせながらこっちを見ていた
『あぁ、いいよ笑』
麻璃央「あ、助けてくれてありがとう」
『気にすんな』
麻璃央「いえ、助けて貰ったらお礼を言うのが礼儀だ」
『…あんたほんとに高校生か?』
麻璃央「?そうだけど」
「お姉ちゃん!麻璃央兄ちゃん!早くぅ!」
麻璃央「今行く!こっちです」
『道案内頼んだ』
麻璃央「はい」
そして児童養護施設=かすみの家
『ここか』
「そうだよ!」
麻璃央「驚かないんだな」
『まあな』
すると子供達がわらわらと集まってきた
「麻璃央兄ちゃんだ!」
「おかえりなさい!」
「麻璃央兄ちゃん!」
「ラオウ兄ちゃんおかえり!」
『…ラオウ?』
麻璃央「…」
『お前が、鈴蘭のラオウか』
麻璃央「…そうだけど」
『ふーん、なるほどな、顔と名前知らなかったけどこの感じだとお前の伝説はいくつか間違った方向で伝えられてんだな』
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matsuhi1214(プロフ) - 続き楽しみにしています、更新頑張ってください! (2022年11月8日 13時) (レス) @page44 id: 0e6641a196 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - るなさん» そう言って貰えて嬉しいです!!頑張って更新していきます!!! (2022年10月2日 13時) (レス) id: 7110df329c (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 更新ありがとうございます!めちゃくちゃ良きでした!Xもあな番もどっちも好きです!楽しみにしています(*´ω`*) (2022年10月1日 0時) (レス) @page44 id: 63264ac1b0 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - ゆさん» 無理のない更新をしてください!楽しみにしています! (2022年9月19日 13時) (レス) id: 63264ac1b0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - るなさん» ありがとうございます!更新遅くなっちゃうんですがこれからも見てくれると嬉しいです! (2022年9月19日 12時) (レス) id: 7110df329c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆ | 作成日時:2022年8月29日 9時